推しは守り助けるもの 参【鬼滅の刃】

佰弐拾捌の型 ページ28

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『なっ……』/////




錆「ははっ、顔が赤いぞ？」




『そ、そりゃ赤くなるでしょ？告白なんて初めてだし…。』///





錆「てっきりその容姿だと告白なんて毎日されてるかと思ったが、違うのか。」




『されたことないよ…はぁ、恥ずかしい…熱が引かない…。』////




錆「ははっ可愛らしいな。

本当は言うつもりじゃ無かったんだ。

だがAの顔を見た途端、口から勝手に出てた。」



『そ、そう…。』///




錆「一目惚れだった。

最終選別で助けてもらった時からずっと好きだ。


まず容姿にも惹かれたし、鬼に立ち向かっている姿にも惹かれた。まるで戦っていないような、華麗な太刀筋。それに表情がころころ変わるところ。あと誰にでも度が過ぎる程優しいところだろ、こうやって犬を引き取っちゃうのも好きだ。

あと──




『もういい！もうわかった…やめて…。』/////




錆「ははっ、本当にAは可愛らしい。」



優しい笑顔で、瞳でこちらを見てくる錆兎。


ァ”ァ”ァ”ァ”！！！！顔がいい！！！！





『っ…。』////




錆「そんな顔しないでくれ…俺も男だ。

もう最終選別の時のように子供じゃない。


今ならAを抱き締めるなんて容易い。」



そうだよ…今の錆兎は原作と違って"男の子"じゃなくて"男の人"なんだ…。





錆「だからそんな顔されると、理性が飛びそうになる。」



理性が飛ぶなんて言葉どこで覚えたの！？！？




『なっ……そ…んな…ぇっ…』/////



あれ、なんか頭がクラクラする…目の前が暗い……




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『おぇぇぇ……』





錆「A！？！？！？

すまないからかい過ぎた！！！！あ、だが恋心を抱いているのは本当だ！」




女中1「鬼柱様！？！？それに水柱様も！？」



女中2「あ、あ、あ、泡吹いてるじゃないですか…！

大丈夫ですか！？」





錆「すまない、Aを頼む！」




女中2「は、はいっ！」////




女中1「お任せ下さいっ！」///



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錆「(行ったな…)」



錆「はぁ……また想いが強くなってしまった。」

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