佰弍拾弐の型 ページ22
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それから少し経った。
お皿の事件はきっと"あれ"───カナエちゃんの生死をわける戦闘と関係があると思う。
確かに今年中に起きるもんね…怖いなぁ。
『カナエちゃん、いる?』
カナエ「あら?Aちゃん、どうしたの?」
という訳で来ました蝶屋敷。
『良かった、今日は久しぶりに稽古をつけに来たの。』
カナエ「しのぶなら今日は任務よ?ごめんなさいね。」
『ふふ、カナエちゃんに稽古をつけに来たの。』
カナエ「私?」
『うん、強い鬼と遭遇しても大丈夫なようにね。
それにどれだけの実力がついたのかも気になるし。』
カナエ「うふふ、じゃあよろしく頼むわね?師範!」
ん"ん"ん"っ可愛い!
『こちらこそ。』
カナエ「私も結構強くなった筈よ!」
『ふふ、そう言われると期待が膨らむよ。
じゃあまずは一体一だね。はい、木刀。』
木刀を一本カナエちゃんに手渡す。
カナエ「なんだか懐かしいわねぇ。」
『たまにはこうするのも悪くないね。』
カナエ「ええ。昔に戻ったみたい!」
『あの頃もカナエちゃんは可愛かったね。
夜中に一人で自主練してるのも知ってたよ。』
カナエ「えっ?知ってたの?全然気づかなかったわ!は、恥ずかしい…!」////
『ふふ、こっそり見てたからね。さぁ、始めよっか。』
カナエ「そうね!負けないわよ…!」
『じゃあ、始めっ!!!』
カナエちゃんの居る場へ、一気に距離を詰める。
隙が少ない…良い感じだね。
『(私の攻撃についてこれてる…。)』
童磨の血鬼術は突きと似てるから…
ヒュンッと音を立ててカナエちゃんの手元を木刀で突く。
カナエ「っ!」
『(避けた…)』
でもギリギリだからなぁ、もう少し同じ技を出そう。
カナエ「(突きが連続でくるから攻撃が仕掛けられない…流石Aちゃんね…。)」
『……。』
カナエ「っ!」
大分持ってる方だけど…これじゃ童磨に勝てない。
『ふふ、攻撃忘れてない?』
カナエ「Aちゃんに隙が無さすぎるの…っ!!」
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眠いちゃん - 可愛い…尊い…萌えるよ…神だよ… (2023年1月5日 20時) (レス) @page28 id: acdc06f415 (このIDを非表示/違反報告)
不死川実弥LOVE - 私も実弥LOVEです。 (2020年11月5日 17時) (レス) id: 101530242c (このIDを非表示/違反報告)
はぷはぷ島はぷ子((仮:小百合141 - あは…もう由亜さんの作品全部良い…1番のおきにいり作者さんですゥゥゥ尊敬の眼差し (2020年8月17日 0時) (レス) id: 1e0c41aa85 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
霊夢たん! - 佰拾玖の型の朝すぎての所早朝だからに直した方が良いですよ〜! (2020年7月5日 18時) (レス) id: 196d7d8985 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わんわん | 作成日時:2020年3月26日 18時