ぬくもり

ページ ページ8

yt.


タクシーの中で運転手さんに聞こえるか聞こえないかのギリギリで話す俺ら



山の寝顔が可愛くて、不謹慎だけど少し赤みを帯びた頬がいつもの倍可愛く見える、、


奪いたい…()



知:そーいえば明後日生配信だね


中:そーじゃん、大丈夫かな…


そう、明後日は俺らもずっと楽しみにしてた生配信がある

もちろん日にちをずらすことなんて不可能


中:やま、明日仕事ある？


知:ないと思うよ
去年のこと反省して大事な日の前には仕事入れないって言ってたし、


中:なら治るかな、、
本調子じゃなくてもやまならやりそうだけど


知:でも今の時期熱あったら出れなくない？


中:確かに…
でもやまがいない中でやるのはちょっとな、、


知:うん、楽しみにしてる人もいるしね、


そんなことを話しているうちに目的地について山を背負ってタクシーを降りる


知:お釣りはいりません


そう言ってお札を出し急いでマンションに向かう俺ら

冷えちゃうと大変だからね、


知念が合鍵を使ってドアを開け中に入る



中:相変わらず綺麗な家だ事
お邪魔しまーす


知:あがって、これスリッパね
荷物ここ置いとくね


て、ここやまの家だけど笑


知:涼介寝室寝かして、着替えとってくる


住んでんのか？ってくらい知り尽くしている知念に後のことは任せて、俺は買い物に行くことにした


中:なんか欲しいものあったら連絡して


知:分かった、ありがとう



忙しなく動いている知念にそう言って
近くのコンビニに向かった

次ページ→←看病

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す