鸚哥

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鸚哥を経由してAさんに気持ちを伝えた朝。


家に帰ってボイスレコーダーで確認するまでどうしても待てなくて気が付いたら足がAさんが所属する部署に向かっていた。


ここまで来たらもう引き返せない。

ひと目Aさんを見て帰ろう。





そう思ったのが間違いだったらしい。









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「「きゃーーーーー！！」」





自分で言うのは烏滸がましいがそれなりに整った容姿を持つと苦労が耐えない。隠れたつもりでもすぐ見つかる。こんな時、厄介だなと思う。


耳元でメス豚共が叫ぶから耳が痛い。
Aさんを見たいのに壁になるから見えやしない。


なに？殺されたい？









堪えることは得意だ。


今すぐ豚共の口に熱湯でも注いでやりたいのを我慢して、そいつ等の隙間から見えるAさんに全神経を集中させる。っ可愛い。好き。めちゃくちゃにしてやりたいぐらい好き。


自分のドス黒い感情が浄化されるのが分かる。

Aさん‥好き。









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「大変そうだねパク」







と、そこに

顔も容姿も醜い家畜がAさんに話しかけたのが見える




は？なに？




1匹だけじゃ飽き足らず、Aさんの周りを取り囲む

賎しい畜糞









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「何か用でもっ？」


「あそこにいるのは？」


「ああ、パクAです」









「いえ、彼女ではなくて。

彼女の周りにいる男性社員は誰ですか？」









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Aさんは優しすぎる

そいつ等がどんなに汚れてるかも知らないで

馬鹿だから躾けた所で無能な奴ら





だから、さ

こういうのは一掃すべきで





害獣駆除

根絶やしにしないと





生起不能

永遠に





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