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in side
大ちゃんが家を飛び出して数時間後
大ちゃんの携帯から電話がかかってきた
喧嘩したくせにわざわざ電話かけてくるなよ
イライラしながらも結局電話に出てしまう俺はちょろいと思う
でも聞こえてきた声は、愛しい人のものではなかった
?「もしもし、伊野尾慧様ですか?」
伊「そうですけど、どちら様ですか?これ、俺の恋人の携帯なんですけど」
警「こちら警察署の者です、有岡様が先程事故に遭われました、頭を強く打っているようで、意識不明の重体です、履歴の1番上に伊野尾様のお電話番号がありましたのでご連絡させていただきました」
伊「は……?」
大ちゃんが事故に遭った?
何かの間違いじゃないのか?
もし…もし本当なら………
伊「どこの病院ですか!?」
警「平成病院の415号室です」
伊「分かりました、今すぐ向かいます」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
伊「大ちゃん!!!」
全力で駆け込んだ病室には、目を閉じて眠る愛しい人がいた
伊「っ……大ちゃん…………」
もしかしたら夢なんじゃないか、
何かの間違いなんじゃないかという期待は一気に崩れ落ちた
俺があんなこと言わなければ
もうちょっと大ちゃんの話に耳を傾けていれば
後悔の波が押し寄せる
伊「ごめんッ……ごめんね………」
有「んッ………いの…ちゃ……?」
伊「大ちゃん!?伊野尾慧だよ!分かる?」
有「ん…分かるよ…」
そう言って微笑む恋人の姿に涙が溢れる
伊「よかったッ………大ちゃんごめんね…俺、もっと大ちゃんの話ちゃんと聞いとけば良かった、大ちゃんが浮気なんてする訳ないのに」
有「んーん、いいの」
伊「なんてお詫びすればいいか……」
有「……してよ」
伊「え?」
有「だからぁ!ちゅーしてくれたら許すって言ってんの!」
あぁぁぁぁ、可愛すぎる
これは死亡レベルの可愛さですね
有「ねー伊野ちゃん聞いてr……んッ…/////」
伊「これで許してくれる?」
有「ぅん……////」
伊「まじ可愛い、退院したらいっぱいイチャイチャしような?」
有「なッ……////ばかッ…//」
伊「なにー?変なこと想像しちゃった?」
有「ち…ちがうしっ…」
伊「顔真っ赤だけど?」
有「うるさいッ…/////」
迷惑かけちゃってごめんね?
愛してるよ
fin.
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あや(プロフ) - 更新待ってます! (2022年1月13日 15時) (レス) @page26 id: d132068884 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 0131&0326LOVEさん» たかいのも書き終わりました!リクエストありがとうございました!! (2019年12月9日 17時) (レス) id: e63eabe0a0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - いちごさん» 了解です!少しお待ちください!! (2019年12月9日 12時) (レス) id: e63eabe0a0 (このIDを非表示/違反報告)
いちご - リクエストいいですか?やまありでお願いします! (2019年12月8日 23時) (レス) id: a2aa76141e (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 0131&0326LOVEさん» リクエストありがとうございます!!遅くなりましたがやぶひか書き終わりました!ご希望に添えていたら嬉しいです。たかいのも頑張って書きますので少々お待ちください。 (2019年12月8日 12時) (レス) id: e63eabe0a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆゆ | 作成日時:2019年11月2日 20時