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三十一話 ページ32

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谷「A〜、今週末空いてる??」

授業が終わり、ダラーっと机に伏せていると、後ろから声がかかる。


『仁花よ。何かのお誘いですか?』


谷「うん、駅前のパフェみんなで食べに行こうって話になってたんだけどAもどうかなって!」


駅前のパフェか。そういえばこの前オープンして気になってるって山口と月島が二人で話してたっけ。


でも、今週末はあれですよ。


『ごめん、部活の大会なんだ今週末』


谷「おおおお!バレーの大会!頑張って!!Aは何やるの?」

『基本的に裏方仕事。試合中は応援席で応援かな』


谷「そうなんだっ!大変だろうけど頑張ってね!パフェはまた今度一緒に行こう!」


仁花の笑顔につられて私も思わず口角が限界まで上がる。

ああ、キラキラしてる仁花。可愛いな〜。



最近、夜もあまり眠れないし、色々考えちゃって癒しが足りなかった。
意外と私の近くに癒しがいたよ。神様ありがとう。




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お昼。久々に購買に買いにきていた。
自分でお弁当を作る元気が今朝はなく、お財布を持って人が群がる購買へ足を運ぶ。


自動販売機の前には、見慣れている三年生組と、影山がいた




『お疲れ様です先輩方』

東「ああ、お疲れAちゃん」

澤「ほらこれだぞこれ。影山もやってみろ」


『??』

なんのことだろう、と思いながら影山の方をむく。


するとぎこちなく、影山の口角が上がり始め、目が細くなった



菅「うわー、、頑張ってる感がすげー出てるべ」


おそらく、笑いたいのだろうか。
ものすごい顔になっているけど。


眉間にシワもよってて、キャプテンが指で直そうとするも、影山の怖い引きつった笑顔は治らない


東「影山お前、心のそこから笑ったことあるか?」


菅「嬉しかった時に、思い切って自分の感情出してみろ。
そうすれば自然に笑えるようになるぞ」



『っ!!!!!!』


ズキン








ズキン








突然、頭の骨に亀裂が入ったような痛みが走る



『くっ...うっ.....』





澤「っおい、どうした??」





「嬉しかったり、幸せだって感じた時、思い切って感情を出してみろ。
そうすれば、自然と笑えるようになる」




脳内で、誰かの声が流れる。









この声、聞いたことある







思い出そうとすると、また鋭い痛みが走り、とうとう自分の力で立てることができなくなった






影「っ!おい!!!」

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ルカ - 伊達工にわ勝ちましたよ? (2020年8月29日 8時) (レス) id: 5379f25137 (このIDを非表示/違反報告)
総陽♪(プロフ) - ぽんさん» 本当ですか?なんか申し訳なさすぎるくらいな駄作だなと思って書いてますので、そう言っていただけてすごく励みになります!ありがとうございます! (2020年4月12日 19時) (レス) id: d63e5bf6c2 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん(プロフ) - 今一番好きな作品です!!クロスオーバー作品の中で1番大好きです!! 更新楽しみに待ってます!! (2020年4月12日 17時) (レス) id: f440fc37e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:総陽♪ | 作成日時:2020年4月5日 13時

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