【鬼滅の刃】標的は元柱の巫女【ハイキュー】

二十一話 ページ22

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影山side



クラスメイトの中村とAが最近関わりを持つようになったらしい。トイレに行く途中、廊下で二人が会話しているのが目に入った。

『え？そうなの？』

よ「そうなんですよ！すごいですよね」


か「そういえば、藤咲さんはどうなんですか？」


あと一人、女もいた。
確か一年だ。どうしてあの二人はあいつに敬語なのかわからない。

『あはは、私は別に普通だよ？』


バレー部にはあまり見せない笑いかたをしている。

あいつは、及川さんの女版のようなもの。本性を出してがっかりさせたらかわいそうじゃん☆ って片目つぶって言われた時は、及川さんの親戚かと思った


そもそも、あいつは失礼なやつだ。



入部の時、俺を指さして「あ、影山トビウオ！すごいなんでいるの？本物だ！あの試合見たよすごかったねー」とマシンガンのように言って来たあの衝撃は忘れない。


この前の合宿で、あいつが俺を以前から知っていたという事実に驚いた。
それなら入部の時のあの言葉は、納得はできる



『あ、影山だ』


二人と会話の途中で俺を見つけたのか、手を振って来た。

『ごめんね二人とも、ちょっと影山のとこ言ってくる』


よ「ええ、どうぞ」

か「また」

Aの方は普通に手を振っているのに、あの二人は、なぜか頭を下げている。
上下関係？？？



影「お前・・びびられてんの？？」


『え？あー、なんかやめてって言っても癖でやっちゃうらしいよ。いいんだよ？羨ましかったら影山も私に頭下げて』

影「は？なんでそうなんだよボゲ」


『影山って語彙力が低い』


影「は？ごい？」

よくわからないが、バカにされてることだけはわかった。

『そういえば今日部活休む』


影「なんで」

『ちょっと大事な用事。ってことで、大会近いのにごめんね』


んじゃ！と、片手あげて、５組の教室に入って行った。


・・・今日ボール出しやってくれる人いねーじゃねーか

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