【見習いガチ泣き】僕の考えた最強の乗っ取り対策2【刀剣乱舞】

最強乗っ取り対策26 ページ29

美咲「有り得ないわ！どうして…貴方なんかが！」

そう言った美咲の顔を両手で挟み、軽く叩く。
美咲「えっ…」
『目を覚ませ。あなたがやりたい事はこんな事じゃないでしょう？呪術にも大量の霊力や体力が必要って…呪術師の家系なら当然知ってるよね？』

一息置いて話す。
『女の子なんだからもっと身体を大事にしなよ！もう一回呪術なんてやろうもんなら倒れるからね？…わかってくれるはずだよ。人の刀剣を奪った所で、本当の審神者になんてなれない。』
美咲「そんな…はずは…！！」

『だってそうじゃない？形状は審神者かもしれないけど、当然経験と信頼が足りない。そんな状態で審神者やっても、やりがいなんて無いだろうね。でも、今ならまだ戻れる。』

『だから、目を覚ませ。


________美咲。』

そう言い切ると、はっとした目をする美咲。
美咲「…私、何やって…」
九条「Aさん、よくやってくれた。深海美咲さん。乗っ取り未遂で政府に連行する」

いつの間にか来ていた政府の車に乗せられ、
美咲は去っていった。藤村さんも後に続いていった。車に乗る前に一言だけ言われた言葉。

藤村「Aさん、ありがとな！かっこよかったぜ！！」
その言葉が何だか嬉しくて、思わず微笑んだ。
それを機に、皆が寄ってくる。

堀川「…か…かっこいい！！！」
和泉守「負けたぜ…」
山姥切「あんたが一番！！」

嵐は去っていった。2回目の乗っ取り対策も無事成功して良かった。皆に(人1)のかっこいいところ、少しは見せられたよね！！
光忠「今夜はparty night！！」
同田貫「またかよ！？」



夜、縁側でお酒を飲みながら涼んでいた。
すると、大広間から清光も縁側へ出てきた。

清光「あーるじっ！お疲れ様」
『清ちゃん…主頑張ったよねぇ！？』
そう言うと頑張った頑張った、と頭を撫でてくれた清光。優しすぎて死にそう。ありがたみが強い。

清光「ありがとね、主。」
『いやいや、主は当然の事をしたまでだよ！…何つって(笑)』


清光「これ言うの2回目…だけどさ。俺、Aが主で本当に良かった。これからもよろしくな！」
『…おうよ！』


空を見上げると、満月が光り輝いていた。

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