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『・・・次は、後楽園、後楽園、お出口は右側です。』

A「・・・あ、ここか、、」



思わず乗り過ごすところだった、、、


少しヒヤヒヤしながらも、私がたどり着いたその場所は、



大きな大きな東京ドーム。



事の発端は、数日前の会話。



誠司『・・・そういえば俺、今年の誕生日プレゼントもらってへんなぁ。』

A『・・・はい?誠司の誕生日なんか、もうとっくのとうに過ぎとるがな。』

誠司『いや、それは、もらってへんのとおんなじやん。』

A『まあ、あげようにもあげらへんかったから。』

誠司『・・・なら、プレゼントとして、明日の試合、見に来てや。』



実は、誠司の誕プレを用意してた。

でも、それは食べ物で、

腐って捨てるのがもったいなかったから、結局自分で食べちゃったけど。 (ここ笑うとこ)


結果論としては、プレゼントはあげてないし、今も持ってない。



なら行ってやるか(本当は自分が行きたいだけ)ということで、私は今ここに立っている。



A「・・・なんか、すごくいい席くさいんやけど、、、」



なんて思いながら、スタッフさんに案内された席は、思った通りVIPすぎる席だった。



A「・・・私からのプレゼントやのに、、」



こんないい席、明らかに私からじゃなくて私へのプレゼントになっちゃってるよね。



でも、こうなったら楽しもう。

今日は誠司を応援しに来たんだし。



A「・・・今日は、スタメンなんかな、、」









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にゃあ - 面白かったです! (2020年2月11日 22時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tsumu | 作成日時:2019年9月8日 17時

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