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何かが


欠けたみたいに


心にぽっかり


穴が空いたみたいに


何かがスルッと


抜け落ちたみたいに



私にあったものが


あっ、という間に


なくなったみたいに







A「・・・行ってきまーす。」

母「行ってらっしゃい。」



私は、無事に高校に入学。



侑李「あ、Aおはよー。」

A「おはよー、侑李。」



それなりに仲の良い友達もできた。



先生「・・・じゃあ、Aさん。この問題、分かる?」

A「えっとー、、、」

侑李「(小声)Aっ、22!」

A「あっ、、に、22っ、」

先生「はい、正解(笑)。」



勉強は、、、

ひょ、標準くらい、、、?



侑李「ねー、Aー。」

A「なんー?」

侑李「次の土曜に、一緒に海行かへん?」



そっか。

もう、そんな季節か。



ピンクの桜は散り、緑の葉っぱが多くなる、この季節。



海、か。




・・・なんで、こんなに寂しいんだろ。
















誠司『なぁっ。おかんが海連れてってくれるさかい!』



一緒に行った、私の初めての海。


まだ細かった私は、浮き輪からスルリと体が抜けてしまった。



A『っ、、ゴボッ、っは!、、た、すけ、、てっ、、』

誠司『Aっ!(バシャンッ)』



誠司だって泳ぎがままらないのに、



誠司『今、っ、、行くっ!、』



なのに必死に私のとこまで泳いできて、



A『ゴボッ、、、せ、い、、』

誠司『大人来るから、、もう少しやっ。』



溺れそうになってる私を支えながら励ましてくれた。



『もう、大丈夫だよ。よく頑張ったね。』

誠司『ほんまにっ?A、良かったな!』



水滴がまだ残る顔に、とびっきりの笑顔を浮かべてそんなこと言うから、



誠司が、キラキラ輝いて見えた。















「、、っ、、、Aっ!」

A「わっ、、」

侑李「いきなり考え込んで、どないしたん?」

A「い、いや、何でもあらへんっ。・・・海、一緒に行こうや。」

侑李「よしっ。そうこなくっちゃ!」







誠司も海、行くんかな。


















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GIANTSがリーグ優勝(*^▽^*)!!

日本一もがんばれ(^o^)/〜〜〜!!

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にゃあ - 面白かったです! (2020年2月11日 22時) (レス) id: 6c1a3f5f49 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Tsumu | 作成日時:2019年9月8日 17時

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