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｢せきはがまんしてくささいねー｣
｢ちゃんとすーはーしてくささいねー｣
｢すーっゲボっけホッ、、つよっ、、げほっ、、っ、、っ、ちからっ、、げほっ｣
先生がよくするタッピングのマネをする末っ子たち。
風邪菌は2日ほどで消滅し、10分間ぶっ通しで追っかけっこができるまでに。(ここまで来れば体力テストの結果が楽しみだ)
力加減が壊滅的で、胸を押さえて苦しそうに咳き込む和にぃ。
｢しょうのせーだよ？｣
｢おれじゃない！さとしのせい！｣
｢おれもちがうもん！｣
その横で言い合いを始めたおふたりさん。
言い合いがヒートアップし、最終的に病室内を追っかけまわすことに。
｢お前ら、、埃が舞うだろうが。｣
おふたりさんが和にぃのそばを離れた瞬間、すぐさま和にぃのそばに腰掛けた潤にぃ。
テーブルにおっかかり、背中を丸めて咳き込む和にぃの背中を永遠に摩る彼。
埃がダメな和にぃを思って、注意の言葉を発するんだけど、それがまぁ怖くて。(笑)
｢雅にぃ〜潤にぃ鬼。｣
｢鬼よりもタチ悪いってアレ、、｣
一瞬して涙が溢れ出したおふたりさんが腰に巻きついてくる。
翔に関しては、小2が知ってるはずない単語を並べてくるからびっくりよ。(笑)
｢どこでそんな言葉覚えたの？｣って翔に聞きたいんだけど、俺のこと怖がって目も合わせてくれない……。ついに反抗期到来か？お兄ちゃん寂しくなるぞ、、(潤)
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作者名：賞味期限 | 作成日時：2022年9月25日 14時
