反日？そんなの知ってる‥

#43 ページ44

マネージャーになって2週間が経った‥





暴力は、日に日に酷くなり、ホソクさん、テヒョンさんまで暴力をふるってきた






『うわー腫れてる‥』







おかげで私はアザだらけ‥







今では、私が楽屋に来た瞬間から暴力が始まる






『ッ‥』






私は女だから彼らの力に勝てるわけがない‥





だから、耐えるしかない‥









TH「マジ、生きてる価値ないw」




JM「そのまま死ねば？ww」




JK「お前がいると空気が腐る」



HS「俺たちが殺してあげようか？」







彼らから言われるのは暴言だけ‥






他のメンバーば見て見ぬフリ






ユンギさんは興味無さそうに私を見てる









あぁ_______苦しいな









私はもう幸せになれないのかな‥





辛いだけなのかな？







そう考えていると‥涙が止まらなかった





『‥ッ‥苦しいよ‥‥テヒョン‥』





呼んだって彼はいないってことは分かってる‥






でも、苦しい‥







助けてほしい‥また、あの笑顔が見たい‥








どこにいるの？‥テヒョン‥







『あ、このストラップ‥』





私のカバンから出てきたストラップ‥






これはテヒョンと私の友達の証‥









テヒョンのこと忘れたくて捨てたかったけど‥捨てられなかった大事なストラップ








『‥あの頃に戻りたいよ‥ッ‥』







私の目から出るのは涙ばかり‥






過去を思い出せば思い出すほど悲しくなる‥








『私って生まれてきちゃダメだったのかな‥』







なんでマネージャーになったんだろ‥





なんで防弾少年団に殴られなければいけないんだろ？







私の頭は疑問だらけ‥






そうだ‥私はテヒョンを探すために仕事してるんだった‥






テヒョンのために頑張らなきゃ‥あんな暴力に負けちゃダメだ‥









もう、これで泣くのはおしまい‥







弱虫な心にさよならしなきゃ‥









いつか‥テヒョンを見つけるからね…









待っててね………









_______テヒョン‥

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