アイドルのシェアハウス２

迷子 2 ページ2

冷たいタオルで冷やしながら到着したのは羽田空港。

終始謝罪していたCAさんを背に俺たちは空港を後にした。



1日目は旅館でゆっくりしていいって事でレンタカーを借り旅館へと向かう。
豪志が運転をしてくれて、俺はAちゃんを膝に乗せる。

持ち運び用の感情カード。
Aちゃんは、足を指差し「いたい」のカードを見せて来た。

そりゃそうだよ。思いの外、真っ赤だもん…

常にシクシクと泣くAちゃん
でも、焼肉屋の看板にある肉の絵を見て、指差し「あーあー」と言って、「ごはん」カードを見せてくる。

マイペースなとこは、豪志にそっくりなのかな？


このあいだの、キャンプの時のバーベキュー以来、肉を求めるようになった。

時間は12:40

遅めの昼食のために、俺たちは、初めて入る焼肉屋に来た。

ー店内ー

上田「もうさ、何がいいか分からんけん、食べ放題？」

永人の提案で1番レベルのいい、食べ放題コースを注文した。

次から次へと運ばれていく肉。
口の中がとろけて、幸せだった。



ご飯を満喫した俺たちは、旅館へと向かい
車を走らせた。

その時見えて来たのは、ディズニーランド。

どうやら、明日はディズニーランドの創立記念日？のようで。
ライブをさせてもらえることに。

でも、このライブが俺たちを焦らせる事態になったのだ。

迷子 3→←迷子

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す