愛し彼の01 ページ47
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人生で初めてできた恋人は男だった。
それもただの男ではない。
大学で1番といっていいほどの男前で、女子からキャーキャー言われるような男が俺の恋人。
付き合って3ヶ月ほどが経ち、いよいよ初めて彼と、初めて夜を過ごす日がやってきた。
お互いゲイではないから、男とするのは初めて。
まあ、俺は男とか関係なく初めてなのだけれど。
彼の部屋でベッドの上にお互い正座して向かい合う。
きっと俺は女性側で、ものすごくドキドキして心臓がはち切れそうだ。
そんな中、俺の彼が口を開く。
「翔くん、俺さ童貞なんだよね」
「・・・え？」
目の前の男前から衝撃的な発言。
え、いや、だってそんなわけない顔面してるじゃん。
お前が童貞なわけないじゃん。
「俺、童貞なんだよね」
「い、いやいや・・・俺が童貞って話したとき何も言わなかったじゃん」
「だって、翔くん俺が経験豊富みたいな前提で話してくるから言いづらくて」
確かに、俺が童貞であることを話した時「松本はいろんな経験あるだろうけど・・・」みたいなニュアンスのことを言った気はする。
だって松本かっこいいし、モテるし、女子に言い寄られているところを何度も見かけたし。
「でも、松本今までも彼女とかいたろ？その子たちとはしなかったの？」
「うーん、しようとはしたんだけど…」
「けど？」
「できなかったんだよね、俺のがデカすぎて」
「・・・・・は？」
衝撃発言に次ぐ衝撃発言。
ん？松本のがデカすぎて？
デカすぎるって、あれだよね、きっとあれのことだよね。
「で、でかいって・・・」
「俺のちんこ、デカすぎて誰にも入らなかったんだよね」
まあ、そうなんだろうけど、はっきりと言われるとやっぱり衝撃。
入らないほどの大きさって・・・？
俺もAVとかでしか行為を見たことがないからよくわかんないけど。
そんな大きなもの、男として見たいに決まっている。
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血濡れ蛍 - ぽっぷ様、お久しぶりです。ぽっぷ様の作品の、ストーリー性や、表現の仕方に感動しながら読みました。特に、『ハッピーエンドにさようならを』を読んで、思わず涙が出てしまいました。今後も期待しています♪ (2021年4月2日 13時) (
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作者名：ぽっぷ
| 作成日時：2021年1月11日 0時
