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だって好きだから08 ページ40
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翔くんがストーカーから送られたという手紙を見せてくれた。
愛してるとか、犯したいとかそんな内容。
その手紙を見ながら、やっぱり手書きで書いたのはまずかったかと思った。
さっきはあせった。
翔くんにこのことがバレたかと思って。
ストーカーのことを男前提で話してしまったのもうかつだった。
付き合うどころか絶縁の危機だ。
もうこんなものは必要ないし、バレる前に処分しなければ。
やっと手に入れた翔くんの寝顔を見つめながら緩む頬を抑えられない。
ごめんね、翔くん。
怖い思いさせたよね。
でもこうでもしなきゃ、俺を意識してくれないでしょ？
だからしかたなかったんだ。
お詫びの意味も込めておでこにキスをする。
俺が翔くんに送ったラブレターはライターで燃やして灰皿に捨てた。
翔くんは何も知らずにすやすや寝ていた。
「愛してるよ」
大切にするからね、翔くん。
これからもずっと一緒にいようね。
END
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血濡れ蛍 - ぽっぷ様、お久しぶりです。ぽっぷ様の作品の、ストーリー性や、表現の仕方に感動しながら読みました。特に、『ハッピーエンドにさようならを』を読んで、思わず涙が出てしまいました。今後も期待しています♪ (2021年4月2日 13時) (
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作者名：ぽっぷ
| 作成日時：2021年1月11日 0時
