廿 ページ21
.
私はどうなってしまうのだろう
何処か他人事で
けど私の事で
「ぽん!」
「うわぁぁぁ!!!やった!俺の勝ちだぁぁ!!!」
どうやら善逸さんの勝ちらしい
なんかだか心がほっとした
...鬼相手に何をほっとしているの私は
「おっと、...残念だなぁ」
「...また善逸殿に捨てられたらいつでもおいで
俺はいつでも待っているからね」
「一度も捨てた覚えはないんだけど?」
童磨さんに優しく頭を撫でられたかと思えば、ばっとまた善逸さんの腕の中におさめられた
「...またふざけた真似したら今度こそ死ぬ覚悟しててよね」
「まったね〜Aちゃん!」
「聞いてないし!!」
全くもう、と言い残し善逸さんと私ははこの場から離れた
「ねぇ、何か思い出したりしてない?」
「...いえ、特には」
「そう」
安心したように善逸さんははにかんだ
本当は少し嫌なものを思い返してしまったがあえて言わない事にした
「今日は何が食べたい?」
「あの、私自分で料理出来ますよ?」
「いいの!俺が作ってあげたいだけだから!
ほら、何が食べたいか言ってみて」
「ダメ人間製造機ですね
...お魚が食べたいです」
誰かがご飯を作ってくれるのはやはり何だか心が温まる
これを幸せを呼びたくなるのは可笑しいのだろうか
.
1121人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花幡。(プロフ) - fstさん» え、え、嬉しすぎます(;;)(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 梨杏さん» ほんとですか(;;)ありがとうございます! (2020年3月1日 15時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
fst(プロフ) - え、なに、今まで見てきた中で1番最高 (2020年3月1日 0時) (レス) id: 241f940365 (このIDを非表示/違反報告)
梨杏 - 何これ良すぎでしょ (2020年1月15日 1時) (レス) id: 30541689e7 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - エリアルさん» えぇ〜!!もう有難いです(;;)感動して頂けるなんて光栄の極みです、、、 (2020年1月5日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月24日 7時