廿捌 ページ29
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「そんなもん知るか」
「えぇ、...不死川さんって恋愛経験皆無なんですね...」
「...餓鬼が色気づいてんじゃねェ」
「何も言わなって事は...」
「殺す」
話してみると意外と馴染みやすい人だったので恋愛相談、というものをしてみる
まぁ案の定恋愛とは掛け離れていたようだ
「...そいつは嘘をつくようなやつなのか?」
「いいえ、そんな方ではないです。」
真剣な目つきで不死川さんは尋ねる
「なら、答えは出てんじゃねぇか。確かめてそれでも嘘だったんならそんな男さっさと忘れちまえ。」
そう出来たらどんなに良かったか
恐怖心が募っている臆病な私には到底出来るはずない
「やってこい」
何もかも見抜いているような目で不死川さんはまた私の瞳をとらえる
「っ...でも!」
「後悔してからじゃ遅いんだよォ」
「ほら、あのさっきからちらちら見えてるあの金髪野郎じゃねぇのか?」
「婆さんには言っといてやるから行ってこい」
確かにかなり遠目に金髪が見えている気がする
「不死川さん...ありがとうございます」
まるで風に背中を押されたようだ
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むいくんガチ勢 - とっても感動しました!!!!!ありがとうございます!!!!! (2020年11月13日 18時) (レス) id: 161ba2dcae (このIDを非表示/違反報告)
チュン逸 - /////←言葉がうまく発せられない (2020年3月17日 9時) (レス) id: 561c6ca45d (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - よるさん» はい!無事完結致しました(o^^o)全て読んで頂けたなんて、、ありがとうございます(泣)文才だなんて恐れ多いです(;;)新作の方もコメント下さいましたよね!ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 完結したんですね!この作品に関わらず全部面白いですね!文才に尊敬します!新作も見てるんでこれからも頑張ってくださいね(°▽°) (2019年12月30日 22時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 愛那さん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)ご期待に添えるよう新作も頑張って作成させて頂きますね! (2019年11月23日 18時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月10日 18時