廿陸 ページ27
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「ごめんねぇ、あのこ体調が優れないらしいの...」
えぇー、と残念がる男達の声が聞こえる
そしてそれを聞いた男達は少しでも彼女に気に入れられようと金を置いていく
これで病院に行ってきて、と言いながら
その光景は、美しさというものはこんなにも人から愛されるという事を物語っていた
「えぇぇ!?!?」
人一倍大きく聞こえたあの声はきっと善逸さんだろう
ごめんなさい...善逸さん...
彼に合わせる顔が分からなくて結局逃げてしまった
ごろんと寝返りをうつ
そして襖が開く音がした
「体調はどうだい?」
「...ごめんなさい。清美さん。
まだ少し頭が痛いの」
本当にごめんなさい清美さん
実はどこも悪くないの
頭を優しくなでる清美さんに
罪悪感が募る
「...ゆっくりしてな。」
「あと、今日お友達が二人来てたよ」
二人?
「そう、また会ったらお礼を言うわね」
「あぁ、そうしな。」
優しく微笑むと清美さんは店番をしに階下に降りていった
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むいくんガチ勢 - とっても感動しました!!!!!ありがとうございます!!!!! (2020年11月13日 18時) (レス) id: 161ba2dcae (このIDを非表示/違反報告)
チュン逸 - /////←言葉がうまく発せられない (2020年3月17日 9時) (レス) id: 561c6ca45d (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - よるさん» はい!無事完結致しました(o^^o)全て読んで頂けたなんて、、ありがとうございます(泣)文才だなんて恐れ多いです(;;)新作の方もコメント下さいましたよね!ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 完結したんですね!この作品に関わらず全部面白いですね!文才に尊敬します!新作も見てるんでこれからも頑張ってくださいね(°▽°) (2019年12月30日 22時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 愛那さん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)ご期待に添えるよう新作も頑張って作成させて頂きますね! (2019年11月23日 18時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月10日 18時