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「そこの、金髪の可愛いおにーさん」

「え!?俺のこと!?」

「そうそう」




この子も単純そう
面白くはないけどまぁいいか



この時はまだ地雷を踏んだ事に気がつけてなかった




「甘味屋、寄って行きません?」

「や、でも俺これから任務が...」

「あら、そーなの...
お兄さんともっとお話したかったなぁ...」

「いや!俺よく考えたら任務なんてなかったわ!!!!」




やっぱり単純だ
この男はいったいいくら貢いでくれるのだろう




「ここはね、みたらし団子が特に美味しいんですよ!」

「じ、じゃあみたらし団子下さい」




でれでれとした表情
もう落ちたも同然ね




清美さんが丹精込めて作ってくれたみたらし団子を
さっきの子の席に持っていく





「どうぞ」

「ありがとう!」

「あの、御一緒してもいい?」

「も、もちろんどうぞ!!」




微笑みながら金髪くんの隣に座る
頬を赤らめながらも団子を食べる姿は少し可愛らしいな、と思ってしまった




「...なにこれすんげぇうまい」

「でしょ!?清美さんが作るみたらし団子はこの世で一番美味しいのよ!」




ぼそっと呟くように言ったのに対し私が大きな声で反応してしまったので金髪くんは驚いた様に肩を揺らせた



しまった、つい大きな声を出しすぎたわ...



皆私ばかり褒めて食べ物を褒めて下さる方はあまりいなかったからつい嬉しさで大きな声を出してしまった




「あ、すみません...」

「ふは、確かに今まで食べた中で一番美味しいかも」




金髪くんの笑顔にとくん、と胸が高鳴った


あら?私持病なんて持ってないわよ?

不思議に思いながらもそのまま話を続けた





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参→←壱



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むいくんガチ勢 - とっても感動しました!!!!!ありがとうございます!!!!! (2020年11月13日 18時) (レス) id: 161ba2dcae (このIDを非表示/違反報告)
チュン逸 - /////←言葉がうまく発せられない (2020年3月17日 9時) (レス) id: 561c6ca45d (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - よるさん» はい!無事完結致しました(o^^o)全て読んで頂けたなんて、、ありがとうございます(泣)文才だなんて恐れ多いです(;;)新作の方もコメント下さいましたよね!ありがとうございます!頑張ります! (2019年12月30日 23時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)
よる - 完結したんですね!この作品に関わらず全部面白いですね!文才に尊敬します!新作も見てるんでこれからも頑張ってくださいね(°▽°) (2019年12月30日 22時) (レス) id: bbe87bcae1 (このIDを非表示/違反報告)
花幡。(プロフ) - 愛那さん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです(*^^*)ご期待に添えるよう新作も頑張って作成させて頂きますね! (2019年11月23日 18時) (レス) id: b26279b0f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花幡。 | 作成日時:2019年11月10日 18時

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