Another story.2(3) ページ42
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「ジョングクが公にしようって言った時は、ちょっと不安だったの。…でもその不安をさらけ出したらジョングクにも悪いし…、ジョングクも大丈夫って言ってくれたし、発表するのに賛成したんだ。」
UN《うん、》
「でも、、今ニュース見てたら、、ファンの方たちが凄いショック受けててっ…何か、横取りした気分になっちゃって、っ……また不安と罪悪感でおかしくなりそうで、、」
UN《A、アンタはずーっと一緒に過ごして来た大好きなジョングクよりも、どこの誰が経営してるかも分からないニュース番組を信じるの？》
「、」
普段おちゃらけたようなウナなのに、その瞬間声色が優しく包み込まれるようなものになった。
UN《ジョングクが“大丈夫”って言ってんでしょ？なら大丈夫なんだよ。Aが不安に思う気持ちも凄くわかる。普通の恋愛じゃないもんね、相手にはたくさんのファンがいる結婚だもんね。》
「うん、…」
UN《実際にその大勢のファンがいるジョングク本人の方が、今回の発表は怖かったと思うよ。それだけどファンからの反対があるかもしれない中で、Aの一生を背負う覚悟で公にしたんだ。相変わらずガッツがあるよね…笑》
「ふふ、あり過ぎるよね…笑」
UN《人一倍不安を背負ってたと思うよ。そんなジョングクが“大丈夫”って言ってんなら大丈夫！きっとジョングクが命に変えてAを守ってくれるだろうし、そんなジョングクをAも支えてあげないと！ただでさえあんな職業なんだから！》
「…うん。笑」
“あんな職業”って……笑
UN《ジョングクだけじゃなくて、私もいるじゃん！精一杯力になるよ！だから大丈夫！Aは大好きな人達を信じなさい！》
「…うんっ、ありがとうウナ。」
UN《じゃあ式とか決まったらまた連絡して♪》
「気が早すぎる。笑」
大親友からの言葉でだいぶ心が軽くなった。
…そうだよね、私がめそめそしてちゃダメだ。
一番大変なのはジョングクなんだ。私が支えてあげないと。
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作者名：夢 | 作成日時：2021年2月23日 22時
