貴族との出会い2 (ページ1)

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[宮舘side]

みんなお腹いっぱいになって各々帰る準備を始める

宮舘「康二とAちゃん、送って行くから一緒に出ようか」

向井「ダテさんさすが優男やなぁ！」

『ありがとうございます！』

Aちゃんと2人きりでいるのもすごい楽しいけど、康二と3人でいるのも案外楽しいのかもしれない

Aちゃんにグイグイ質問攻めなんて俺はできないから、そういうキャラとしてなんでも聞ける康二は強い

俺の知らないAちゃんが見れる気がする

向井「よし！準備できたで」

『忘れ物大丈夫ですか？』

向井「おん！Aちゃんも忘れ物ないな？」

宮舘「Aちゃんはご近所さんだからすぐ届けられるから安心してね」

『たしかにそうですね！』

向井「なんやの〜！俺だってダテとすぐ会えるよな？」

宮舘「そうだね、2人ともすぐ会えるね」

『ふふ、なんだか涼太さんの取り合いみたいになってますね』

康二とAちゃんが？

Aちゃん康二と張り合ってるの？笑

ちょっと嬉しいじゃん…

向井「ダーテーーー！なーに照れとんの！」

宮舘「…やめてください」

照れるに決まってるじゃん

宮舘「ほら、時間も遅いし行きますよ」

最後に忘れ物がないか確認して3人で家を出た

康二はいつもタクシーで帰るから2人でAちゃんの家まで送ることになった

『あれ、康二くん電車じゃないんですね！』

向井「せやなぁ、俺タクシー派やねん」

『リッチだぁ』

バレないように人混みを避けてるって言うのが本当の理由だけど

宮舘「だから康二とAちゃんちまで送るよ」

『わざわざありがとうございます』

向井「ええんやで、今日は楽しかったなぁ
俺Aちゃんに会えて嬉しかったわ〜」

宮舘「Aちゃんがスーパーに来てなかったら一生会えてなかったかもね」

向井「いや、ダテ尾行していつかは会いに行くつもりだったもん」

『あら怖い笑』

向井「だって話だけ聞いてたら気になるやん！
Aちゃん、俺らの界隈でちょっとした有名人なんよ！」

『えぇ…？ただのしがない女子大生ですよ…』

向井「ダテさんのお気に入りって部分が重要なんよ！」

『お気に…』

宮舘「ちょっと、Aちゃん困ってるから…」

俺も困ってるけど

Aちゃんのことすごい気になってるのバレちゃったじゃん…