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亮平side
照に抱き上げられてソファに連れて行かれ、すぐさま涼太に体温計を挟まれてる。
涼「どこかいたいとこある?」
『のどいたい…』
あちゃー、完璧風邪だ。
Aはいつも喉からくるタイプ。よく見ればちょっと顔も赤い気がするから熱もありそう。全然気づかなかった。
主にこういうとき声をかけて面倒を見るのは辰哉と涼太。手慣れてるし、安心感が半端ない。
ピピピピ
体温計を覗き込む兄たち。37.8℃。割と普通に熱あるじゃん。
辰「あー、完全風邪だ。今日は休んでおうちでゆっくりしてようね」
涼「なんか食べたいものとか食べれそうなものとかある?」
さすがにご飯は食べられそうにないから涼太がなんか食べさせようとするけど、ぶんぶんって首振って拒否。
「じゃあポカリ飲んどこうね」
って俺はポカリと冷えピタを用意して二人に渡し、せめて水分だけでも取らせる。ちなみにうちはポカリ派です。
あっという間に冷えピタを貼られ、毛布をかけられ至れり尽くせりのお姫様。
どんどん具合悪そうになっていくから心配。
辰「もう少ししたら翔太に病院連れて行ってもらおうね、今はもう少しおねんねしよう」
って優しく頭を撫でられて素直に目を閉じるA。寝顔も少ししんどそうでかわいそうになる。
「しょーた、しょーた、ちょっと起きて」
翔太は化粧品会社に勤めてるんだけど在宅勤務がメイン。
大学を卒業して他の企業に就職してたんだけど、生活習慣が乱れたのとストレスで心身を崩して在宅勤務ができる会社に転職した。
まあそのかわりこうやって夜遅くまで作業して朝は好きなだけ寝るっていうんだから、どっちもどっちな気もするけど笑
時間の融通が効くからこんな時は翔太の出番。
翔「……なにぃ」
何回も揺すってやっと起きた。
「Aが熱出しちゃって、病院連れてってくれない?」
翔「ぁ、まじ…?大丈夫なの…?」
これは寝ぼけてるな?
「喉痛いらしくて普通に熱ある感じ。いつもの小児科でいいから」
翔「…わかったぁ…」
わかってるのかな?いい加減起きてください笑
もぞもぞしだしたからもうすぐ起きるでしょう。彼も妹には弱いので。
翔太は普段妹弟にべったりってタイプじゃないのになんやかんやで好かれてる。精神年齢が一緒?同類と思われてるのか?でも意外と頼りになるところもあるんだよね。
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江(プロフ) - 日和さん» 確かにそうなっていました…全然気づいていませんでした、教えてくださってとても助かりました!本当にありがとうございます…!何とお礼を申し上げていいのか…また、ご感想もとてもとても嬉しいです( ; ; )修正したので続編もぜひよろしくお願いします! (2020年7月10日 0時) (レス) id: e57f0e2a57 (このIDを非表示/違反報告)
日和(プロフ) - コメント失礼致します。毎日癒されにこの小説を見に来ています!私だけだったら……と思っているのですが続きを見ようと押すとずっと1つ目をループするのです……。私だけだったらすいません(´;ω;`)気になってしまったのでコメントさせていただきました (2020年7月10日 0時) (レス) id: 48743f0b5a (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - かなさん» コメントありがとうございます!!そうですよね、私も入りたいです笑絶対癒されるだろうな〜と思いながら…そう言っていただけてとても嬉しいです!これからもこの作品をよろしくお願いします! (2020年7月7日 23時) (レス) id: e57f0e2a57 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 偏頭痛ブラザーズ加入希望です (2020年7月7日 0時) (レス) id: b69e89989c (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 美緒さん» コメントありがとうございます!!そう言っていただけてとても嬉しく、励みになります。お待たせして申し訳ございませんが、続編に移行したので続編の方もよろしくお願いいたします! (2020年7月4日 22時) (レス) id: e57f0e2a57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2020年6月24日 0時