22(藤ヶ谷side) ページ22
宮「要するに、ずっと折れずに話しかけ続けた結果だよ」
藤「なるほどな。」
宮田らしいと言えば宮田らしい方法だなと思った。
そしてやっぱりお礼をしっかり伝えるAちゃんはいい子だし、改めて好きだと思う。
それは隣にいる北山も同じだろう。
言わずとも感じてしまうシンメってこういう時ちょっと辛いな。笑
でも、宮田の話で分かったのは、しつこいくらいがいいのかな?ってこと。
諦めずに連絡取り続けたり、ご飯誘い続けたりすることが多分1番いいんだろう。
ただ、もしも一緒にいる所を撮られてしまったら...っていう怖さもある。
一部のファンは、Aのことを特定して叩くかもしれないし、過去にAを傷つけた人が俺たちのファンである可能性だってある。
そうなったら、今より傷が深くなるんじゃないか...
北「これからもAのこと、誘い続けるよ。ウザイって思われるくらい。藤ヶ谷もだろ?」
きっと北山は、俺の考えてる不安を分かってる上で、選択肢を1つにしてくれたんだろう。
"迷う必要はない。"
こういう所、本当に北山には叶わないな。
藤「あぁ。俺も誘い続ける。」
北山も宮田も優しい目をしてる。
北山に関しては、俺は一応恋のライバル的存在じゃないの?
それでも背中押せるなんて、凄いと思う。
宮「2人になら安心してAを任せられるよ。」
そう言ってくれた宮田。
北山が時計を見て"お、ちょうどいい時間"なんて言ってる。
北山は友達多いから待ち合わせでもしてんのかな、程度に思っていたら
北「俺は今からAちゃんとデートなんで♡じゃあね、お二人さん」
そう言って楽しそうに楽屋を出ていく北山とそれを笑顔で見送る宮田。
・・・今日は俺が誘って断られた日。
ということは先約って北山かよ!!!
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とも(プロフ) - 病系でも大丈夫ですか? (2019年9月15日 7時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - こんばんは!いつも楽しみにしてます!リクエスト大丈夫ですか? (2019年9月14日 23時) (レス) id: 1f79981bd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:北山 りん | 作成日時:2019年9月6日 23時