新たな始まり ページ21
それからは流れる川のように時間がたった
部屋に雫が突撃して障子が破れ、取ってきたであろう魚が辺りに散乱した。
雫は俺に抱き着いてずっと泣いていた
夕餉の時間になったときにはもう寝てしまっていたため
呼びに来た獅子王は「そっか〜」みたいな感じで広間に戻っていった。
その後長谷が卵粥を持ってきてくれた。
すっごいお小言言われたけど長年の付き合いだからな
その中に俺を心配する言葉がバレないように入っているのは知っている
まだ腕が上手く使えなくてスプーンが持てないと分かると渋々掬って食べさせてくれた…
この年になってそうされると恥ずかしいな…(外観年齢十八歳)
次の日からリハビリを初めて一ヶ月後には力も元に戻ってきて
長谷の攻撃速度にも反応が出来るまで戻った。
と、まぁここまでは良かったんだが…
こ「鳳来様ぁ!!大変ですぅ!!
当初の予定では見習いが一人だったのですが、一人増えて二人になってしまいましたぁ!!」
ここに来て事件発生
コンが言うには
[その見習いが行くはずだった本丸がブラック本丸で摘発され、行く場所が無くなったため行く本丸をあみだくじで決めたところここになった]
らしい。
まぁ鳳来の長は
「巫山戯んなぁ!!まずあみだくじでで決めんなよ!!」
と怒っていたが。
そんなこんなで見習いが来るまでの準備期間に部屋を用意し、布団を新調し、
呪具発見レーダーを鳳来の長が買い←
準備期間を終えた。
だが、まぁ、分かるよな。
そう。
安定の乗っ取り目的の見習いが来たわけだ。
遥「宜しくぅお願いしますぅ〜❤️」
葉「宜しくお願いします。(隣のやつキモいんだけど?!)」
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作者名:翠扇 | 作成日時:2022年3月30日 2時