僕の本丸ブラック潰し！！２ (ページ12)

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?「白露は!白露は!」

一期「あの､先ずは落ち着いてください!」

?「あっ、すいません…」

厚「まずあんたは…」

雫「小陽リーダー!」

『え?』

ギュッ

雫は立ち上がり女性に勢いを付けて抱きつく

山国「おい、主に抱きつくな!」

が、近侍であろう山姥切(極)に剥がされる

小陽「雫､久しぶりね〜
元気だった?銀狼が居たから着いてきたのだけれど…」

雫「うん元気､小陽リーダーと会えたからもっと元気」

『あ､あの小陽さんですか?
白露達の元主の…』

もしもそうならばこちらには勝算が出来るかもしれない
白露に小陽さんの声が聞こえれば、の話だけど…

小陽「はい、貴方は今の審神者さんですよね。
この子達を助けていただきありがとうございます。」

『いえ、こう成ったのは私の責任です。
白露と雫の不安を、恐怖を拭いきれなかった…』

自分の不甲斐無さに涙が出てきてしまう。

(泣くな、泣きたいのは二人の方だ)

涙を引っ込めようとするが抑えきれなく涙が一筋零れてしまった

トン、トン

優しく背中を叩かれる

加州「ほら主泣かないの､折角の可愛い顔が崩れちゃうよ」

『清…』

昔もこういう事があった…
一人で不安で、見知らぬ土地で一人きり。

知っている人も居なくて夜一人で泣いていた
そしたら皆が交代で側に居てくれて…

そうだ私は独りじゃない。
周りに皆がいる
一人で抱え込む必要はない

『…白露を助けるための作戦会議を始める。
小陽さんも手伝って下さいませんか?』

小陽「………分かりました出来ることなら何でも手伝います。