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土方「三日月…起きてるか?」
三日月「あぁ、起きているぞ」
俺は三日月の部屋に入る。
三日月「…その子が主に?」
土方「そうだ…」
三日月「お主…何故悲しそうにする?」
土方「俺がこいつの…実の父親だと言ったら?」
俺は三日月だけにも信実を話すことにした。
三日月「まさか…お主…」
土方「俺は土方歳三だ。俺は確かに死んだが何故か大対連になってこの本丸に来た。こいつは俺の餓鬼だ…雪村千鶴と俺の間に産まれた子でな…名は千鶴の千と俺の歳と書いて千歳」
三日月「誠に…新選組副長土方歳三なのか?」
俺は静かに頷く。
土方「千歳を殺させるわけにはいかない…千鶴が病死して育てられる奴が俺しか居ない…父親として育てたい」
三日月「分かった…主の代役として俺と大対連で勤めよう…千歳はそなたの力で育てあげればよい」
土方「悪いな…三日月」
俺は千歳を三日月に抱かすように差し出す。
三日月は静かに千歳を抱いて微笑んだ。
三日月「この子は鬼の子何だろ?」
土方「あぁ」
三日月「赤ん坊でありながら霊力が強いわけだな」
土方「そうかもな…」
俺と三日月は立ち上がり誰も居ないであろう広間に向かう。
〜広間〜
俺は三日月から千歳を返してもらい千歳を抱いていた。
三日月「鶴丸と小狐…起きたのか?」
鶴丸「あぁ…赤ん坊?」
小狐「微かですが…鬼のにおいが…」
土方「主にする鬼の子だ…勿論、代役として俺と三日月で勤める」
鶴丸「そうか…可愛いな♪」
小狐「可愛らしい」
2振りは千歳を撫でる。
三日月「大対連?」
土方「…何でもねぇ…」
俺は千鶴のことを考えていた…「また、逢いたい」と。
三日月「さようか」
一期「おや、お早いですね」
一期一振が起きてきた。
土方「一期」
一期「おや、可愛らしい子ですね」
鶴丸「主として育てるらしい…それまでの間は三日月と大対連が代役をするらしい」
一期「!そうでしたか」
土方「三日月、千歳を頼む」
俺は自分の部屋へと戻る。
あるものを取りに行くため。
〜『三日月の目線』〜
大対連は千歳を俺に預けて行ってしまった。
一期「どうしたのでしょうか?」
三日月「…可愛いな千歳は」
すると鶴丸が言ってきた。
鶴丸「三日月が抱いてると三日月がじいさんで大対連が抱くと大対連がお父さんみたいだよな」
実際に大対連は千歳から実の父親だがな。
土方「すまねぇな」
三日月「何処に行っておったのだ?」
土方「内緒だ」
千歳の父親として育てる…大対連、いや、歳三よ、俺はそなたを手助けしよう。

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作者名:千歳 x他1人 | 作成日時:2019年7月11日 6時

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