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俺は鬼の姿になって自分(大対連)を抜く。
主「で、出来るものなら遣ってみなさいよ!」
土方「…」
俺は姿を消す。
主「!?刀を納めなさい!」
土方「そんな命令は効かねぇよ…鬼には人間が造り出す障害物や呪詛は効かないからな」
俺はこの本丸の女主を刺す…心臓を。
主「なっ…」
刀剣たち「!?」
土方「お前には分からねぇだろうな…刀の俺らの気持ちなんぞ」
女から刀を抜き、首を落とした。
土方「ざまぁねぇな…自分がやったことが馬鹿なんだよ」
俺は刀を鞘に納めた。
三日月「礼を言う…ありがとう」
土方「当然なことをしただけだ」
俺は外を見る。
土方「他の刀剣たちも呼んでこいよ…国広」
堀川「う、うん!」
和泉「俺も行ってくる!」
陸奥「おまんはいったい何者ぜよ」
土方「さっ言った通りだ」
国広と和泉守が全刀剣男士を連れてきた。
俺はさらりと自己紹介すると他の刀剣も自己紹介してきた。
土方「三日月…手入れする前に遣りたいことがあるから少しだけ待ってくれ」
三日月「?あいわかった」
俺は庭へと向かう。
土方「鬼化…神々の自然の力を戻してくれ…この地を戻せ」
俺が霊力を集中させると木が緑色の葉っぱをつけたり、果物が実ったり、いろいろな花が咲いたり、野菜が出来たりと自然が次々と戻っていく。
小狐「!…やはり、鬼の刀は鬼の力を持つのですね」
自然が全て戻ったのを確認して元の姿に戻る。
土方「鬼は自然が枯れてしまえば、土地を捨てるからな」
陸奥「鬼とは自然が大切じゃき、これからは儂らも気よつけんと」
陸奥守がそう言うと刀剣たちは頷く。
和泉「なぁ、大対連…歳さんに似てるな…南雲にはあんまり似てないような気がする」
堀川「それ、僕も思った!」
おっと…薫の性格を忘れるところだった。
土方「そうでもないぞ?さて、三日月」
三日月「手入れ部屋に案内しよう」
三日月が案内された部屋に入ると手入れをするための道具があった。
土方「三日月から遣っていくか…三日月、座れ」
俺は角なし鬼となる。
三日月「!」
そして三日月の本体に手を当てる…
土方「三条が刀を元に戻れ…」
俺が霊力を刀に流し込むと新品かのように元に戻った。
三日月「お主は凄いな…他の刀剣も呼んでこよう」
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作者名:千歳 x他1人 | 作成日時:2019年7月11日 6時