黒服のＷＥＳＴくん 2

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神山side



あれ……ここどこや……




目を覚ますと首には痛みがまだ残ってて訳の分からんところに連れてこられてた。




神山「はっ！萩花さん？！」




俺は萩花さんが心配になり、探しに行こうとしたけど一本の柱に手をくくりつけられて上手く動けない。




神山「俺が目さえはなさなければ……」




男「こんばんわぁ。神山智洋くんやんね？」




覆面姿の男が俺の前に現れた





神山「誰や。なんで俺の名前知っとるねん……」





男「そんな怖い顔せんとってぇな。」




神山「萩花さんはどこや！お前がストーカーか！」




男「萩花のやつそんなこと言ってたんか……」




男は1人でぼそぼそ喋ってる。





男「まぁ、俺は言われた通りにするだけやけどさ。」



バキッ




そういったかと思うといきなり殴られた…





神山「って……」




男「ふふ……あーたのし。」





ここはどこかわからへん部屋で時間もわからへん。





神山「目的……なんやねん……」





男「俺は言われた事をするだけやで？」





神山「誰にや……」






男「それは言われへんなっ！」




男は喋りながら殴ってくる。





神山「っ！」





男「まぁ、あの人が言うには…Rainbowを……潰すんやて……」





は？Rainbowを潰す？誰がそんなこと考えるねん……





男「これも使ったら楽しそーやなぁ……」





男は近くにあった鉄のパイプを手に取り俺に振りかざしてきた。





神山「うっ……あぁ！」



男「ふふふ……あははははは！」



薄れゆく意識の中俺は死を覚悟した……

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