黒服のＷＥＳＴくん 2

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小瀧side



小瀧「よし……終了。」




店が閉まってから最後の片付けをして藤井の所に向かう。




貴『のぞむ……あのさ』




ドアを出ようとしたらAに呼ばれた。



小瀧「まだおったんか？はよ帰りや？」




貴『あのな、のんちゃんにいいたいことあってさ待っててん。あの……』




小瀧「なに？」





貴『ありがとうな？今日……神ちゃんとの間取り持ってくれて』




何やそんなことか……





小瀧「そんなんええよ？俺がやりたいからやっただけやで？じゃあな？」





貴『うん……』





それだけ言い残し俺は店をあとにした。





小瀧(流星が働いてる店って確かdreamやったっけ…？)





俺はdreamに向かった。





小瀧(ん……ここら辺……？)




俺はdreamの近くまでやってきた。




コツコツコツ……


見覚えのあるシルエットがまさにdreamから出てきた。




小瀧「流星……？」




そう呼ぶとその男はこちらを向いた。




藤井「望……？望か？」





小瀧「やっぱり流星！久しぶり！」





久々の再会に懐かしくなり笑顔でちかづいた。




藤井「Aちゃんの事か……？」




流星は不安な顔で聞いてきた。




藤井「どーせお前も、俺を酷いやつって思ってるんちゃうか？昔のことお前の耳にも入っとるやろ？」





小瀧「いや……昔のことは俺もまだ疑ってる。でも、Aのことを助けてくれたのは事実やろ？」




藤井「まぁ……」





俺は気になった。だって、キャストを売った、先輩黒不服を殴った。そんな奴が1人の女の子を助けると思う？






藤井「実はさ……今更言ってもなんも変わらんけどさキャストの事売ったとか先輩のこと殴ったのは理由があるねん。」







小瀧「え……？」





流星からの言葉に俺は驚いた。

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