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小瀧side
Aの涙を見たのはいつぶりやろう？
この子はずっと我慢してたんかな？
いろんな思いが頭をよぎっていく。
やけど今はただなんも言わずに車を動かした。
貴「うっ…ぅぅ…」
俺の帽子を深く被り、顔を隠すようにしてAは大粒の涙を流していた。
小瀧「着いたで。」
でも、会場につく頃にはもう泣き止んでいていつもの顔になっていた。なっていたというか、ならざる負えなかったんやろう。
車から降りる時、Aは遠慮がちに聞いてきた。
貴「このキャップ、今日被っててもいい？」
小瀧「ええよ」
いつもなら許さんことを、今日は特別に許すことにした。俺が承諾するとAは嬉しそうな顔で裏ゲートから中へ入っていく。
俺は届くはずもない質問をAの背中に問いかけた。
小瀧「Aを苦しめてるものは…一体なんなんや…」
そう呟いたあとに俺も荷物を持ち、中に入って行った。
中にはもう関西Jrの子達も何人かいた。
Aのことを囲んで嬉しそうに話してる。
大西「A〜！」
貴「お！流星やんか！大きなったなぁ〜！それに風雅も！みんなおっきくなるの早いわ笑」
後輩の前で優しく笑うA。
その笑顔の裏には何が隠されてるんか、Jrの子達は気づいてないと思う。
やけど、Aが大きな闇を抱えてるなって俺は確信した。
小瀧「Aの涙…忘れへんから。」
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あんず(プロフ) - つぐみさん» 第2作品目も書かせていただきましたので、べひ続編へどうぞ！ (2018年2月15日 12時) (
レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - 続編希望です。 (2018年2月15日 11時) (レス) id: f3677715b6 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - やさきみさん» ありがとうございます!続きを色々と考えている時間が私もすごく楽しいです！これからもバンバン更新していきますのでよかったら引き続き応援よろしくお願いします！ (2018年2月11日 23時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - はりぼうさん» はじめまして!お立ち寄りありがとうございます!違うジャンルを読む時にたまたま私の作品を読んでくださるなんてほんとに嬉しいです。涙まで…これからも頑張るのでよければ読み続けてください！ (2018年2月11日 23時) (レス) id: 5484d1d8ff (このIDを非表示/違反報告)
やさきみ(プロフ) - いつも拝見させてもらってます！卒業発表のとき、オーラスのあとの話がすごく感動しました！続きが楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年2月11日 23時) (レス) id: 2b88adeffc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あんず
| 作成日時：2018年2月5日 19時
