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「小春、ちょっといいか？」
相澤先生に声をかけられ
話していたメンバーの視線は集まる。
「なん、ですか？」
大丈夫なのかな？
と心配になったけど
学生時代ならまあよくある光景だったはず。
あまり変な態度にならないように
手招きした先生について行く。
お店の外に出て道を少し歩きあまり人目のない場所で止まった先生。
「俺はそろそろ帰るが、1人で帰ってこれそうか？」
「そんなに酔ってないですよ！」
「酔ってんだろ。あまり遅くなるなよ」
「せんせーも、もっといれば良いのにー。楽しそうだったじゃないですかー」
フワっと頭に先生の手が乗った。
「見てられん」
また喧嘩のことでも言っているのだろうか…
「もー喧嘩してないじゃないですか！」
「そう言うことじゃないよ。まあいい、適当に帰ってこい」
「ん？うん」
「ハメ外しすぎるなよ」
ポンポンとされて頭から手が離れて行った。
ジッと合ったままの視線。
ちょっとだけ素直になってもいい、かな。
「せんせ……どおですか？可愛い？
三奈ちゃんが髪の毛やってくれた」
三奈ちゃんの真似してみたけど、
結局恥ずかしくて髪の毛の話にしてしまった。
大きめのため息をついた先生。
先生にお世辞を期待した私がバカだった…。
「なあ、A。一緒に帰るか？」
「帰りませんー。まだ飲むの」
とても口元が下がり切った先生に睨まれた。
「遅くなるなよ」
「はーい」
お店に足を向けた先生について行く。
ちょっと気に入らないので後ろからパンチしたら
ギロっとこちらを向いた先生にあることを気がついた。
「…先生、髭は？」
「剃った。」
先生の服を引っ張り足を止める。
「なんだ」とちょっと機嫌の悪そうな先生を無視して顎と頬に手を伸ばす。
ジョリジョリしない…。
ムッとしてれば訳のわかっていなそうな先生はただただこっちを見てた。
もうみんな見てしまったものは仕方ない…
触っとこ。
動かない先生の口周りをひとしきり撫で
満足したので先生から離した手を
今度は先生に引かれ
ポス、と先生の腕の中におさまり
ぎゅうっと強めに包まれた。
真夏の夜、アルコールで上がった体温
それでもなお熱く感じた。
すぐに離れた先生、
離して欲しくなくて
無意識に先生の袖を掴んでいた。
そっと頭に触れた先生の手に諭されるよう
握った袖をゆっくり離した。
「すまん、髪が崩れたな。」
「別にいい…。」
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くま(プロフ) - 游さん» わわっ、すごく嬉しいですー！ブーム起きて頂けたなんてほんと書いて良かったです（ ; ; ）！嬉しすぎてやる気みなぎってしまいました！ありがとうございますー！！ (2021年8月6日 21時) (
レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
游(プロフ) - めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ好きです！！！！！← 更新されるのいつも楽しみにしてます(≧∀≦)こちらの小説読んでから相澤先生ブームです！w 相澤サイドツボです！終始語彙力無くてすいませんw (2021年8月6日 8時) (レス) id: e64c1a181d (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - ぽんずさん» わーぽんちゃんありがとお！！頑張ってみたからそう言ってもらえてすごく嬉しいっ！相澤さんサイド増やしていけるように頑張ります(*`･ω･´)！ (2021年7月20日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - 成瀬 紬さん» わわわ、長いのにありがとうございます！！嬉しくて目から鼻水が(/ _ ; )すごく元気がもらえました！！ありがとうございます！！！ (2021年7月20日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 相澤サイド最高すぎて大学でめちゃくちゃにやけるの我慢してる、、 (2021年7月20日 10時) (レス) id: dfde5c5289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くま | 作成日時：2021年7月18日 21時
