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【相澤サイド】
視線をプールへ送る生徒。
確かにあの2人の様子を見ればそう見えても仕方ない。
視線をプールに戻せば戯れあっているAとマイクが目に入る。
「違う。アイツはお前らの先輩だ。」
「へえー！そうだったんですね！相澤先生が曖昧にしないなんて珍しいですね！」
確かにそうかもしれんな。
普段なら『知らん』とでも言っていたかもしれない。
いや、きっとそう言うだろう。
生徒が2人の関係をどう思おうと構わない。
そう思ってはいるが
心のどこかに余裕がなくなっている、と気づかされる。
コイツも随分そう言うとこ鋭いな。
しかし返答に困る。
返事をせずにいれば生徒の方が再び口を開いた。
「相澤先生は生徒と認識した人を恋愛対象としてみれますか？」
突然の質問に生徒に顔を向ければ
掴み所なく微笑んでいる。
「それはない。」
「んー、残念。それじゃあ私はプールに戻りまーす！」
ベンチから立ち上がり元気に走り出した生徒に
『残念』とは自身のことかはたまたAの事か。
何を意味した言葉かわからないままとなった。
どちらにせよ、
生徒へ返せる返答は心にもない答え一択だ。
ある程度は事実である。
何度Aに対する気持ちを気の迷いだとごまかしたかわからない。
今現状ですら、
自分から事を発展させられず
Aが歩み寄ることを待っている。
その根底には教師である自身が
元生徒であるAに対し強引に押し進めることができずにいるからか。
実際ここまできたら交際なんて非合理的な時間は無駄でしかないが。
走り去った生徒に視線をプールへ戻せば
マイクの首に馬乗りになり頭を手で押さえ
顔面を水中へ沈めているAの姿が視界に入る。
何してんだ……。
水中から顔を出したマイクに上手いことしがみつきさらに暴れるA。
まったく、世話が焼けるな。
ベンチから重い腰を上げプールサイドへと向かった。
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くま(プロフ) - 游さん» わわっ、すごく嬉しいですー！ブーム起きて頂けたなんてほんと書いて良かったです（ ; ; ）！嬉しすぎてやる気みなぎってしまいました！ありがとうございますー！！ (2021年8月6日 21時) (
レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
游(プロフ) - めちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ好きです！！！！！← 更新されるのいつも楽しみにしてます(≧∀≦)こちらの小説読んでから相澤先生ブームです！w 相澤サイドツボです！終始語彙力無くてすいませんw (2021年8月6日 8時) (レス) id: e64c1a181d (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - ぽんずさん» わーぽんちゃんありがとお！！頑張ってみたからそう言ってもらえてすごく嬉しいっ！相澤さんサイド増やしていけるように頑張ります(*`･ω･´)！ (2021年7月20日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
くま(プロフ) - 成瀬 紬さん» わわわ、長いのにありがとうございます！！嬉しくて目から鼻水が(/ _ ; )すごく元気がもらえました！！ありがとうございます！！！ (2021年7月20日 22時) (レス) id: 429e4ba01a (このIDを非表示/違反報告)
ぽんず(プロフ) - 相澤サイド最高すぎて大学でめちゃくちゃにやけるの我慢してる、、 (2021年7月20日 10時) (レス) id: dfde5c5289 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くま | 作成日時：2021年7月18日 21時
