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「A〜っ」
『あーちょっと待って』
「早く〜」
『待て』
「犬ちゃうぞ俺」
2人で暮らせる新しい家を買うには、時間がいるから暫く大毅の家で過ごすことになって。
私の家から持ってきた必要最低限の荷物は山ほどある。
荷物を片付けてればリビングの方から大きな声で名前を呼んできて、うるさい。
「遅いねん、早よ来てや」
『うるさいわぼけ』
「口悪っ！」
『塞ぐぞ』
「え！チューしてくれるん！？やったー！」
結婚したら結婚したで、大毅がめんどくさくなってきた。
好きとは思うんやけど‥少しね、扱いがめんどくさくなってきた。
淳太くんは毎日こんなだる絡みに耐えてたから改めて尊敬するよ、まじで。
ソファの上でも、
キッチンに行くにしろ、
ずっと付いてきて抱きつかれて。
キスでもしてあげ黙らせようとしたら余計騒ぐもんやから、どうしたら黙ってくれるのか誰か教えてほしい。
でも、それでも、
『大毅〜これ味見して』
キッチンで彼の名前を呼ぶとパタパタと可愛く足音を立てながら私の元に来て差し出したスプーンを大きく口に咥え、
ん、美味い！！って少し大袈裟やけどそんな嬉しい言葉を言ってくれて毎日のご飯は作り甲斐がある。
おかげで料理の腕上がったしね
「Aと結婚できた俺、ちょー幸せやない！？」
『私も大毅と結婚できて幸せですよー』
「んふふ」
それに加え、私といることが大毅にとっての幸せだと思ってもらえることが何より嬉しい。
「今日一緒に風呂入ろや」
『ええよ』
「やった！！」
甘えたすぎるのは、たまに嫌に思うけど。
ぴょこぴょこと綺麗な黒髪を揺らし、スキップしながらお風呂場に向かう後ろ姿を見て誰だって愛おしいとしか思わへんやろ？
・
湯船の中で大毅に凭れかかり疲れた体を癒す。
大毅の手は私の手を取ると揉んできたり、頸あたりに唇を寄せてきて軽く何度もキスを落とされる。
『ねえ、大毅』
「ん？」
『大好き』
「そんなん知っとるわ、こんにゃろ」
『きゃ、触んな！(笑)』
やっぱりね、
楽しいね、大毅といると。
・
あと1話で終わります！！
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ぴぴ(プロフ) - Miyu??さん» ラッキーセブンですね！（？）気に入って頂けて嬉しく思います、！ありがとうございます！！ (2018年12月11日 8時) (
レス) id: ce4964a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
Miyu??(プロフ) - この作品のお気に入り登録者777人おめでとうございます！ WESTの人数が並んでたのでついついコメントしちゃいました！この作品の大好きです ！応援してます ！ (2018年12月9日 1時) (レス) id: e3a5409365 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - カフェオレさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！！ (2018年12月5日 22時) (レス) id: ce4964a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ(プロフ) - 展開が全く読めなくてほんとに更新されるのが楽しみです！応援してます！ (2018年12月5日 18時) (レス) id: 48d51abbe2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - リンさん» コメントありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しい限りです〜あともう少ししたら終わりますけど、楽しんで頂けたら幸いです！ (2018年12月4日 0時) (レス) id: ce4964a3f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぴ | 作成日時：2018年10月20日 17時
