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第4話 ページ4

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Your side




「入れ」




先生の言葉で教室に入る



そして適当に自己紹介をする






私の自己紹介が終わり先生が言った







「こいつはプラチナ枠だ。仲良くするんだぞ」





これも嘘。




私は首にかかっている必需品を
手に取って耳にはめた





仲良くするんだぞ なんて思ってない


しかもプラチナ枠?何それ
高校生になっても権力?格差?









そんな事を思っていたらつい







「くだらない」






口に出してしまったけど




皆の集中力はもう底を尽きていて






その言葉を誰も聞いていなかった



よかったと心の中で安心しているのもつかの間





「席は⋯」




席は学校生活を送る上でとても大切なもの
席の場所は絶対に譲れない





「私窓際の一番後ろがいいです」




だからここだけは権力を使う事にした





「え?俺の隣?なんでなんでなんで?」




“あの人”は大声で叫んでいた
うるさいなと心の中で思っていたけど
そこは無視をしておいた




でもここで感じが悪いと友達関係も悪くなって
せっかくの景色がつまらなくなるから




「よろしくね、タクト君。」と微笑みかけた





すると嬉しそうな顔で




「おう、よろしくな!A!」





なんて言うから私も気分がよくなった

そして窓の景色を楽しんだ

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作者名:いっけー | 作成日時:2016年8月19日 18時

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