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第23話 ページ23
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Takuto side
俺はAとお化け屋敷に入る事になって、
俺は意外とお化け系は大丈夫だから
楽しみだった。
でも隣を見るとムスッとした顔のAがいる
多分、いや、絶対お化け系が嫌いなんだろう。
「A、怖いの?」
俺がそう聞くと
「怖くない」
の一点張り。
それを聞いた陸が
「可愛いヤツ(笑)」
なんて笑っていた。
「うぎゃあぁぁぁあ!!!」
そんな大きい声と共に出口から出てきたのは
波留。夏樹はクールに出てきた。
「その声に驚いたわ(笑)」
南が笑うと
「いや、あれはまじビビる!」
波留が言った。
「じゃあ次はタクトとAだぞ」
夏樹の声で俺とAは入口の前に立つ
「よし、行くか!」
そう言って俺はダメもとでAに手を出した。
「うん。」
下を向きながら俺の手を掴んだ。
その姿が可愛くて絶対に守ってやる
そう思わせた。
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作者名:いっけー | 作成日時:2016年8月19日 18時