検索窓
今日:11 hit、昨日:3 hit、合計:99,954 hit

第16話 ページ16

.



.


Your side



「おはよう、タクト」



鬼の形相をしたタクトに言う



「え?何でAいるの?」



私が言うとすぐ戸惑った顔になって聞いてきた




「私達、南の家に泊めてもらったのよ」




私が言うと今度は驚いた顔で



「え、俺何もしてないよね⋯?」



と聞いてきた。

するとキッチンから南が顔を出して



「A、私に泣きついてきたのよ」



私は嘘と分かったのでその嘘に乗ることにした



「思い出させないでよ、南。」



タクトの顔は青ざめていて



「え?どこまでした?」



なんて言うから可哀想になってきて




「何もされてないけどね(笑)」



ネタばらしをした。



「なんだぁー。よかったーー!」



ニコニコしながら言うタクトを
見ると笑えてきたりした。



「まさかAが乗ってくれるとは思わなかったわ」




冗談の嘘は嫌いじゃないからいいかなってさ

と南に言ったら


“嘘はダメですよー”なんて言われて

面白くもなんともないのに3人で笑った。




南といると楽で、と言うか似てる部分が

結構あって、だからこの出会いは

大切にしないといけないと思う。

第17話→←第15話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
89人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:いっけー | 作成日時:2016年8月19日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。