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12. ページ12

緑 side






今の仕事どないしよ。



辞めるしかないよな、逃げ続けるやったら...





.






緑「かいー?ちょっと電話してくるから


待っといて?」






赤「もしもし?...」






緑「そう、パパの会社にもしもしにするねん」







赤「わかった」







.






無理かなぁ、急やしな




人手足らんって言うてたしな...






でももう櫂を幸せにするって決めたんやから





やるしかない






.






緑「はい、はい、そゆうことなんで


これっきりで...はい、失礼します」







案外簡単に辞めることが出来た




なんやねん、



余計な心配いらんかったんやんけ




さっきのドキドキ返せよ。






とひとりで突っ込んでると







赤「ぱぱ、できた」






緑「んー?」






周りを見てみるとまだまだフィギュア残ってた




あれ?つめたんかな。って思うぐらい






赤「これだけでええ...」





緑「それは...」








俺が1番初めに給料で買ったフィギュアやった




少しだけ埃被ってたけど








赤「きのうこれみてかっこよかった!」






緑「そっか、ん、持っていこうな」






.








ある程度の服を



ピアスをカバンに詰めて






戻ってこれるかわからん部屋を消して








俺は鍵を閉めて







また再びこの家を出た






┈┈┈┈┈┈



亀更新って書いときながら



お話がぽんぽんと出てくる笑





順位もついて、沢山の方に読んでもらえて嬉しいです






ぽぽ .

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作者名:ぽぽ | 作成日時:2021年3月3日 1時

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