呼び出しの理由 ページ37
萩原「ってぇ〜……」
A「うわっ!! 痛そう… どしたのそれ?」
擦りむいた腕を見て、Aはそう尋ねると
萩原の横に座る松田が可笑しそうに答えた
松田「心配すんな "ジャイアントパンチ"くらっただけだ」
A「あぁ……」
すぐに納得すると、Aは降谷の方をちらりと向いた
降谷「……なんだ、A」
A「いえ!!なんでもありません!」
ビシッと敬礼するAの後ろで伊達は景光に耳打ちをする
伊達「どういうことだ?」
景光「ん?
あぁ…… "ジャイアントパンチ" ドン●ーコングの通常技だよ」
伊達「ドンキーコ●グって、あのゴリ……
あぁ、そうか」
降谷「なにが『そうか』だ、伊達」
良く晴れた昼下がり
食堂でのんびりと6人は体を休める
A「あ、そいえば昨日 お姉ちゃんから呼び出された」
松田「また何かしでかしたのか?」
萩原「ん?でも、俺達も呼び出されてねぇってことは、あの事じゃないんじゃねぇの?」
降谷「おい、待て
あの事ってなんだ?」
景光「まぁまあ、ゼロ 落ち着けって
で?Aは何で呼びだされたんだ?」
A「ん?
あ〜…… 皆の事聞かれた」
松田「は?」
景光「俺達のこと?」
景光の言葉に頷くと、Aは思い出すように妃の声マネをしながら言った
A「『いつも つるんでる五人
自分の視点で良いから言ってみな』って」
伊達「教官は何でそんな事……」
萩原「まさか……!!」
突然ガバッと立ち上がったかと思うと、萩原はAを除く四人の肩をグイッと集めた
萩原「俺達のこと、品定めしてんじゃね?」
降谷「は?」
萩原「妃ちゃんはAの姉な訳だろ?
俺たちもそろそろ卒業だし、今後の付き合いを考慮して……」
降谷「何が考慮だ
というか、いつも言ってるが教官をちゃん付け_……
と、降谷が諌めるように口を開くも
それより大きな声によって降谷の小言は下記消されてしまった
萩原「こうしちゃいらんねぇ!」
松田「あ、待て!!」
景光「フライングはズルいぞ!」
伊達「ハハッ!よし、降谷
俺達も行くぞ!」
降谷「はぁ? ちょ、伊達…… 」
バタバタと出ていった五人
そんな中Aはポカンと口を開けながら、ガランとなった食堂で一人座っているのだった
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和美/美香 - ピスピスさん» 本当ですか!私絶対買います!その時名前教えて下さいね!続編楽しみです! ひ、ひーくん!研君早く! (2019年8月18日 13時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ 本当に勇気を出して小説作ってみてよかったと思います!景光「ん?いいぜ。ほら (手)」萩原「あ!!ずりぃ、俺も行く」 (2019年8月18日 12時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» ありがとうございます、私も同じです! え!?!え、そんな(泣)研君、零君、そんな事言わないで。陣君所に行きたいからひーくん一緒に来て。陣君心配だからお願いします。 (2019年8月15日 20時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
ピスピス(プロフ) - 和美/美香さん» 和美/美香様☆ 更新もコメントを読む楽しさから頑張れます!降谷「松田は置いてきた」萩原「墓地に?」景光「こ〜ら、和美/美香さんがまた心配するだろ?」降谷「道場に」萩原「ほら、やっぱり」景光「……ハハッ(苦笑」 (2019年8月15日 16時) (レス) id: f40ecb7ebb (このIDを非表示/違反報告)
和美/美香 - ピスピスさん» 良かった、私も嬉しいです。いえいえどういたしまして♪ どういたしまして研君。うん!零君!陣君いない。え!研君それはダメだよ。零君、陣君は何処?(泣) (2019年8月12日 7時) (レス) id: 1f2c06e01c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴすぴす | 作成日時:2019年7月2日 2時