よしのがうるさい【Hokuto.Y】3 (ページ34)

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驚き桃の木山椒の木ページ34

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朝。

いつも通り、Aさんより早く起きてキレイな寝顔を……。

「……は？」

え、え、……え？

Aさんが、え？

「ちっちゃくなってる……？！」

「んぅ、……う？」

う？ってなに！

ぎゃんかわ(“可愛い”の最上級)なんだけど！

「Aさん、俺わかる？」

「……わかんない」

わかんない！()

「お名前は？」

「A！」

「きゅん。な、何歳ですか？」

「3歳！」

さんさい！()

どどどどうしよう、仕事……。

今日は会議だけだ！

「えー、と、とりあえず俺ほくちゃんね？」

「ほくちゃ！」

「んん゛ッ」

し、幸せ……。

じゃなくて！

どうしよう、とりあえずリビング降りる？

多分陣さんとLIKIYAさんは起きてるはず。

「じ、陣さぁぁぁああああんっ、！」

「っるさいわ！」

階段を駆け下り、勢いよくリビングのドアを開ける。

キッチンにいるLIKIYAさん。

テーブルを拭く陣さん。

ソファで朝から優雅にカフェオレをすすりながら本を読む壱馬。

朝っぱらからイチャイチャしてるハイサイ。

みんな目を見開いてる。

……おもしろ。()

「ほ、北人、その子……隠し子？」

「さすがに寮で隠し子は無理があります」()

「え、まさか、」

「……Aさんです」

「「「……。」」」

……そして1ページ前に戻る。()

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