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「これお前に渡そうと思って」
それは小さな石のついたネックレスだった
『…ありがとう』
「着けてやるから後ろを向け」
私は後ろを向くと伸ばされる腕にドキッとしたのは秘密だ
「相談役とは話したのか?」
『ええ。素敵な方だったわよ』
「…会場に行くぞ」
『もう時間ね。あ、零』
はい。と私は手を出した
『私のエスコートして下さらないのかしら?』
「あなたの様なお転婆のお嬢様のエスコートは私にしか出来ませんよ」
そう言って腕を出してくれた
『ありがとう』
私は彼の腕に手を回した
『零。今日無事に帰れたらまた美味しいコーヒー入れてくれない?』
「…なんだいきなり」
『いえ。なんでもないわ』
そう言って私たちは会場に向かった
会場には有名人、著名人が集まり、中には考古学者もいた
キッドの話が本当だとするとこの中に首飾りを狙う奴がいるのか
だが、人が多すぎて皆怪しく見える
この事を零に話すか。いや、潜入中の彼を危険な目にあわすのは避けたい
となると残りの答えは1つだ
『安室さん私ドリンク取りに行ってきますね』
「いや、僕が取ってきますよ」
ニコッと笑えが彼も同じように返してくれる
誰がみても違和感などないだろう。本人達以外
『さてと』
私はキョロキョロ辺りを見回して探すわあの子
『見つけた』
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noa(プロフ) - 鈴蘭さん» 温かいコメントありがとうございます!憧れなんて嬉しいです!語彙力皆無過ぎていつも調べながら書いてますwまた更新するかもしれないのでよろしくお願いします(^^) (2019年3月17日 16時) (レス) id: ce90e029ff (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - 蓮-Ren-さん» 温かいお言葉ありがとうございます!また更新するかもしれないのでよろしくお願いします(^^) (2019年3月17日 15時) (レス) id: ce90e029ff (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭(プロフ) - 完結おめでとうございます!とても素敵なお話で家族というテーマが本当にお上手に表現されていると感じました。私も夢書きなので、とても憧れています。 (2019年3月16日 18時) (レス) id: 70c518a327 (このIDを非表示/違反報告)
蓮-Ren-(プロフ) - 完結おめでとうございます。陰ながら読んでいたのですが、とても心に刺さるお話でした。とても面白かったです。 (2019年3月16日 18時) (レス) id: d8f19c7143 (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - 明里香さん» たびたび申し訳ありません。こちらの確認ミスです。指摘ありがとうございました! (2019年3月10日 15時) (レス) id: ce90e029ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:noa | 作成日時:2019年3月1日 21時