ハイスペックはお断り２【名探偵コナン】

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「久しぶりだなスコッチ。いや、もうその名前も終わりだな景光」


『遅くなってごめんね、景光』


最後は景光のお墓にきた




「組織は壊滅した。俺たちのやってきた事が報われた」


『景光。ずっとずっと私を助けてくれてありがとう。あなたと零と出会えて本当に幸せだったわ』


墓を綺麗にし花を供えた


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「報告がある。俺とAは結婚する。やっと自分の気持ちを伝えられた」


『じゃあ私からも景光に報告よ。零と結婚するわ。それから母親になるの』









「は？」


『なに？』


「なんて？」


『結婚するって言ったのよ』


「その後だ！」


『妊娠したのよ』


「それは景光じゃなくて俺に言うもんだろ！」


『零が怒ってるわよ。そんな時は景光が宥めてくれないと』


なんてクスクス笑っていたが零はそれどころでは無かったようだ




「今すぐ出しに行くぞ」


『え、何を？』


「婚姻届だ！それからお父様の墓にも行かないと！それから！あと誰に報告すればいい！」


『そんな焦らなくても大丈夫よ』




まだまだ私たちにはやる事が沢山ある


私たちには恋人の期間はない


だがこれから夫婦になり家族になる



「A」


『なに？』


「俺と結婚してくれてありがとう。俺を父親にしてくれてありがとう」


『私こそ、家族になってくれてありがとう』


早くに無くしてしまった家族


それをこれから零と作っていく






「幸せにする」


もう私は幸せいっぱいよ







【ハイスペックはお断り】 完



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