ハイスペックはお断り２【名探偵コナン】

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「10年くらい前ですかね」


出会ったのは
初めて会った彼女は綺麗でティーンエイジャーには見えないくらい大人びていて、触れると壊れてしまうんじゃないかと思うくらい儚い存在だった





「あら！結構昔なのね！」


「ええ。その時もナンパ男から彼女を救ったんです」


「その時もってなんですか。また今日もナンパされたんですか」


『違うわよ。ただチャラチャラした奴に貶されただけ』



いちいち突っかかってくる
理由は分かっている
だからこの状況をどうにか打破しないと





「昴さんは雨宮ちゃんと付き合ってたの？」


「ええ」


『は？」


「え？」


「はぁあああああ！」


私とコナンくんは耳を塞いだ


「安室さん声大きいよ！」


「す、すまない。びっくりしてしまって」


持ってるお盆割れそうですけど




『付き合ってないわよ！』


「僕は付き合っていたと思いますよ？だってあなた僕にから…『あー！昴さん久しぶりにご一緒にディナーなんてどうですか！』


「ええ、もちろんです」


くそ。赤井に遊ばれている
私が席を立ったことへの復讐だろう









「僕も行きます」


「僕は彼女と２人で行きたいのですが」


「僕と３人なら話せない内容でもあるのですか？」




はい。はじまった
助けて名探偵




チラッと彼を見ると知らない顔でカウンターに座りオレンジジュースを飲んでいた






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