僕たちのヌナ #2 (ページ12)

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酔っ払いページ12

SC｢おい、もうやめとけ。部屋行って寝ろ｣

『なんで？今すっごい楽しいのに〜』

へへへ〜とふにゃふにゃ笑うヌナとそっと自室に戻るウジヒョン。

いいなぁ、僕もポッポしてもらいたい。

『あっ！ちょっと私の焼酎！』

SC｢もうダメ。お終い。｣

『あー、もう。スンチョルのケチっ！！』

SC｢おーおー、なんとでも言え。お酒じゃなくてこれ食え。｣

クプスヒョンが持ってきたのは、ヌナが好きなアイス。それ見た瞬間キラッキラの目で『きゃーーーっ』って奪い取るように食べてるヌナ。

いいなぁ、クプスヒョンかっこいい。

『ドギョマ、あーん』

はい来ました。ありがとうございます。

DK｢あーん、え、美味しい！｣

『でしょ〜？ソラもあーん。』

SC｢俺には？｣

『あんたは冷凍庫に自分のあるでしょ。』

SC｢どっちがケチだよ、｣

『しーらないっ』

夫婦みたいなやり取りの後、ヌナがじーっとボノニの顔を見つめた。

VN｢？？？｣

『綺麗な顔ね。』

SC｢あ、｣

DK｢！？！？｣

あれ、デジャブ？と思った時にはもう遅く、ヌナはボノニの頬っぺたに自分の唇を押し付けてた。

SC｢部屋、押し込んでくる。｣

VN｢はい、ヒョン｣

クプスヒョンに強制的に部屋に帰されそうになるヌナ。ヌナに向かって手を振ってたらクプスヒョンから逃げ出したヌナが僕の前に来た。

『ソクミナ』

DK｢え？｣

SC side

ドギョミの元へ駆けつけたAはドギョミの鼻に、左頬の黒子に小さな音を立ててキスを落とした。

みるみるうちに赤面するドギョムと満足そうなAを引き離してAを部屋に強制送還。

SC｢何してんだよ。酔うまで飲むなってあれほど言ったのに。｣

『ん〜？んふふ、』

SC｢はぁ、大人しく寝ろよ？｣

『チョラ』

SC｢あ？｣

ゆっくりと近付いてきたAは背伸びをして俺の唇にそっとキスした。

酔っ払い (終)