【浦島坂田船】体調が優れない様子ですよ？【風邪ネタ】

隠してるつもり？…4 うらせん ページ34

〜センラさんside〜
セ「今から言うこと、ちゃんと聞いてほしい。長くなるけど」
う「うん」
セ「ありがと」

俺は、ゆっくり話し始めた。

セ「うらたんは人に甘えるって事をしないやろ？それが普段自分は皆を支える側の人やから迷惑かけられないって思ってるのか、年上だから、リーダーだからっていう責任感からか知らんけど、もっとみんなを頼ってええと思うで？勿論、言いたくないようなこと、言えないような事もあるかもしれんし、全部言えって事やないで？ただ、なんでも一人で抱え込んでたらうらたんが壊れてまうやろ？それで、今日みたいに熱を出したり倒れたりする事も無いとは言えないやん？実際熱出して倒れてるんやから。やから、誰か一人でもええ。こんなボロボロになる前に誰かに言ってや。もし今日俺が気づかなかったら、うらたん誰にも頼れなくて無理して誰も居らん所で倒れて誰も気づけんくてそのままずっと苦しかったかもしれんやん？そうなって欲しくないんや。話聞く位なら出来る。やから…お願い…無理は程々にしてや…」
う「うん…ごめんな…」
セ「そんな…謝らんで…」
う「確かにあんま人を頼ったり人に甘えたりしないけど、信頼してないとかじゃなくて、さっきセンラが全部言ってくれた通り年上だから、リーダーだからっていう責任感とか迷惑かけられないって思ってたのはある。今回は普通に風邪ひいただけだけど、毎回悩んでたりした時はセンラにめっちゃ助けられてる。ありがと」
セ「いやいや全然ですよ？むしろもっと頼ってくれてもいいぐらいや」
う「ちょっとそれは俺に甘過ぎないか？」
セ「うらたんはそんくらいが丁度ええんよ」
う「ははっありがとな。ホントに」
セ「いいえ。なんかあったらまた言うんやで？忙しくても、眠くても、寝ててもいつでもええから。センラは、センラたちはいつでもうらたんの味方やからな」
う「うん…ありがと…ホントに…ｸﾞｽｯ」
セ「あぁもう！泣かんで」ﾖｼﾖｼ
う「ふっ…うぁぁ…」
セ「わああ！あれ？ダメなやつ？撫でたらダメやった？えっ…何どうしやらええのぉぉ！？」
う「…ｸﾞｽｯ…ふふっ…ｸﾞｽｯ」
セ「も、もう！うらたん！泣くか笑うかどっちかにして下さい！」
う「ふふっ…あはは！」
セ「ちょ、そんな笑わんくても！」
う「センラといたらほんと面白い。笑わない日がないよ」
セ「それ悪口やろ？絶対褒めてないやろ！？」
う「どーだろー？」
セ「もう！うらたんからかわんといて！」
ーーーー
END

お願い…1 しまさか→←隠してるつもり？…3 うらせん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す