必 要…4 しません ページ30
〜センラさんside〜
志「ありがと。センラさん…」
セ「んーん。当たり前やろ?志麻くん」
志「うっ……グス…」
セ「志麻くん、こっちおいで?」
志「ん…」ギュ
セ「志麻くん、また話せたら話してな?」
志「ぅん…うん…うっ……うぁぁ……グス」
セ「よしよし」
志「ふぇぇ…」
セ「落ち着くまで泣き?」
志「グス…コクン」
30分位経った時、志麻くんが口を開いた
志「はな…す…」
〜志麻さんside〜
セ「無理せんでええんやで?」
志「ありがと…やっぱりセンラさんは優しいな…話すよ」
セ「わかりました」
志「実はな?いつもげつらじで…俺、弄られるやろ?それが、最初はそれさえも楽しくて、幸せやったんよ。でもな?最近…は…ほんまに…ただのいじりがい…のある奴…だと…おもわれてるん……かなぁ…て…グス…おも…て…きて…そしたら……ふあんに…なって……しごとに…しゅうちゅう……できん…くてっ…グス………」
ここから先、俺は何も言わなかった。
センラさんは静かに聞いてくれた。こんなに途切れ途切れで聞にくいはずなのに、真剣に聞いてくれた。
セ「そうですか…で、その先は?仕事に集中出来なかったから残業になってそれでも終わらなかったから家にお持ち帰り。さらに仕事増やされて今週中に終わらせろって言われたけど今日明日俺と予定入ってたからそれまでに終わらせんとと思ってろくにご飯も食べず、睡眠時間もとらずにやってギリギリ終わった。でも疲れが溜まって熱を出した。ですか?」
志「っ!なんで…そこまで…」
セ「そんな事だろうと思いました。俺もサラリーマンですからなんとなく。あと、一番は志麻くんの性格ですかね」
志「性格?」
セ「そうです。勘違いされることが多いですが、志麻くんが影で努力してる事、自分より人を優先する事、誰よりも知ってますからね」
志「センラさん…!ぅ…グス…ゲホッ」
セ「咳が出てきましたね…取り敢えずベッド行っててください」
志「うん…ゲホッ…ゲホッ」
セ「えっと…体温計…体温計…あった」
志「センラさん…」
セ「どーしたん?」
志「あの…た、立てない」
セ「はぁ…もうこんなんなる前に言って下さいね?」
志「うぅ…はい…」
センラさんは俺をお姫様抱っこして寝室に連れてった
セ「じゃあ、寝ててくださいね!」
志「はい…」
そして明日の朝、治りました!
志「ほんまありがとうな、センラさん」
セ「はい!また何かあったら言ってくださいね!」
ーー
終わり文字数
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○o。.翡翠舞桜@葵未来.。o○ - 唐突で申し訳無いのですが私、とってもこの作品が好きなんです✨毎日見ててまた更新されたらな〜なんて考えています!wこれからも応援してます! (10月20日 17時) (レス) id: 370fbfc7e5 (このIDを非表示/違反報告)
イル - 頑張ってください!! (2020年7月5日 2時) (レス) id: c54db00f25 (このIDを非表示/違反報告)
ぷっちょ - 麻鈴さん» 返信遅くなりすみません!はい!楽しみに待ってます!無理しない程度に頑張ってください! (2017年8月30日 21時) (レス) id: 84d4b410ad (このIDを非表示/違反報告)
麻鈴(プロフ) - 泉姫さん» 頑張ります! (2017年8月18日 11時) (レス) id: 6774ba9037 (このIDを非表示/違反報告)
泉姫(プロフ) - 麻鈴さん» 頑張ってください! (2017年8月18日 11時) (レス) id: 97d6e4c6a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓 | 作成日時:2017年5月6日 10時