朝を迎える ページ34
気怠さを感じて目を開ける
外はうっすら白み始めていた
ああ。
こんな満たされたことはあっただろうか
モゾモゾし始めた私に気づいたさとみはおでこに唇を寄せる
チュ、と優しい音をさせて口づけた
「…ごめん」
『ん？なに』
謝ることなんかあった？記憶を巡らせた
「うまくできなかった」
へ？
「ずっとドキドキして震えて。
優しくしたかったのに自分をコントロールするだけで精一杯やった」
そう打ち明けながらまだ少し震えてるじゃん…
「お前のこと大事にしたいって思ってたからこうするのを我慢してたのに無理だった。
ガッツいた結果がこれよ。あー、すげぇかっこわりぃ」
幼馴染のままを不安に思っていたけれど、それはさとみの優しさだったのか
『さとみ』
「ん？」
私をギュッと抱きしめるさとみ
『…気持ち良過ぎて意識飛びそうだったよ』
「うそ！俺ばっかりいい思いしてたんじゃない？」
『恥ずかしいから何度も言いたくないけど…本当です』
「なら…よかったぁ」
嬉しそうにキスをする
『それにね、』
「それに？」
『幸せ』
さとみの顔がわかりやすくニヤけた
『さとみきゅん、初めてした高校生！だもんね』
ちょっとからかってやりたくなった
「！！おまっ！ちげーし！！」
笑
私達、幸せの朝を迎えました
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のんのん(プロフ) - あっちゃんさん» あっちゃんさん（ ; ; ）嬉しい！ありがたいです。もっともっとがんばります♡ (5月4日 1時) (
レス) id: 0d7ddebe6b (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - これからも！これからも！応援し続けます！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡本当にこんな長編お疲れ様でしたぁ〜更新楽しみにしてます！ (5月3日 20時) (レス) @page33 id: 989a98e326 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - 白星さん» 白星さん！ありがとうございます！！大好きな作者さんに読んでいただけて嬉しいです！ありがとうございます！！ (5月3日 3時) (レス) id: 0d7ddebe6b (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - 完結おめでとうございます！密かに更新を楽しみにしていました💕 (5月3日 1時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - うわぁーん😭終わってしまった、、これからなにを楽しみに頑張ろうか💦のんのんさんのお話大大好き💕いつかこのお話の先が見られたら嬉しいです。お疲れさまでした✨ (5月3日 0時) (レス) id: 18f29a8731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんのん
| 作成日時：2024年3月19日 23時
