愛しくて ページ33
お姫様抱っこなんてされたの初めて
ベッドルームに連れて行かれて少し乱暴に下された
下から見るさとみは何とも妖艶な顔
前髪の隙間から見える瞳はあやしい光を孕んでいる
視線が重なったのは一瞬で、さとみは勢いよくくちびるを重ねてきた
静かな部屋におかしな音が響く
『、っん…さとっ！…ちょ！』
呼びかけてもその勢いは止まらない
ちょっと前まで、何ら変わらない関係に少しがっかりしていた自分を恨みたい
こんな急展開ある？
口、頬、首…
さとみのひんやりとした唇が這うたびに私は変な声が出てしまう
ブラウスの中に手が入れられ、肌をまさぐりはじめた
『、！痛いっ』
あまりの勢いに痛みが走る
「あ！ご、ごめん！！」
何かに取り憑かれていたみたいに動いていたさとみがやっと“正気”を取り戻し、
「Aごめん！マジ大丈夫？」
そう言って優しく頭を撫でてくれた
『私こそごめん、ちょっとびっくりしちゃった…』
さとみは上に重なったまま、おでこをくっつけてきた
「…すげー恥ずかしい」
「好きすぎてその…がっつき過ぎた」
恥ずかしそうに言うさとみが小さく見える
『初めてする高校生かよ』
「うるせー」
笑
「…初めてなんだよ」
「好きな子抱きしめんの、初めてだから…」
『……』
愛しくてたまらなくなってさとみの頬を手で挟んだ
『好き』
自分の方に近づけてキスをする
「…だ、いすき」
静寂の中、二人が重なる音だけ。
快感の波に漂う私は、幸せで泣いてしまいそうになった＿＿＿＿＿
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のんのん(プロフ) - あっちゃんさん» あっちゃんさん（ ; ; ）嬉しい！ありがたいです。もっともっとがんばります♡ (5月4日 1時) (
レス) id: 0d7ddebe6b (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃん - これからも！これからも！応援し続けます！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡本当にこんな長編お疲れ様でしたぁ〜更新楽しみにしてます！ (5月3日 20時) (レス) @page33 id: 989a98e326 (このIDを非表示/違反報告)
のんのん(プロフ) - 白星さん» 白星さん！ありがとうございます！！大好きな作者さんに読んでいただけて嬉しいです！ありがとうございます！！ (5月3日 3時) (レス) id: 0d7ddebe6b (このIDを非表示/違反報告)
白星(プロフ) - 完結おめでとうございます！密かに更新を楽しみにしていました💕 (5月3日 1時) (レス) id: c8319660f5 (このIDを非表示/違反報告)
なつ(プロフ) - うわぁーん😭終わってしまった、、これからなにを楽しみに頑張ろうか💦のんのんさんのお話大大好き💕いつかこのお話の先が見られたら嬉しいです。お疲れさまでした✨ (5月3日 0時) (レス) id: 18f29a8731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のんのん
| 作成日時：2024年3月19日 23時
