My Dream 3

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NAOTO Side


健「どういうことやねん！！」

臣「HIROさん、麗花の味方かよ」

岩「..最悪っすね」



今日はメンバー全員での仕事
ライブの反省を含めて、今後どうしようかと
お偉い人も含めて話し合いの日

いつもは８人いるメンバーも
今日は７人しかいなくって。

楽屋の中では怒りの声が響く




隆「..俺も急いで追いかけたんですけど、家にもどこにもいなくて。連絡も取れなくって」

NK「..あーもう！なんなんだよ！」




状況を知ってる隆二に話を聞けば

麗花がAに暴言や暴力を振るわれていると
HIROさんに言ったらしく(しかも証拠もつけて)

HIROさんは麗花のことを擁護して
Aの言い分を全く信じなかったらしい

ちなみに俺達も加害者扱いされてるっぽい



珍しく怒りを露わにしないNAOKIが
物凄い血相で貧乏揺すりをして、イライラしてるのが分かる




NT「..とりあえずAと連絡取らないとね」

臣「..隆二、昨日のAどんな状態だった？」

隆「..目が凍ってたよ。あと、だったら私が事務所辞めるって..出てった」

「「 え？ 」」



臣「..んだよッ！！」

岩「..嘘でしょ」



隆「..すいませんっ俺が、もっと早く追いかけてたら..A引き止められたのに..っ」

NT「..隆二のせいじゃないから、さ」




事務所辞める、って出てったのか


みんな更に吃驚してるのと同時に
隆二は自分の責任だと、下を向いて歯を食いしばってる




NT「(..くっそ、どうすればいいんだ)」



こんな時、不意にAの言葉を思い出す



＿＿NAOTOさんは、私の憧れのリーダーなんです！




こんな時こそ、リーダーとして
まとめなきゃいけないのに

この状況に何も出来ない自分がいる




健「..そや、タカヒロくんや」

NT「タカヒロくん？」

健「A、前言ってたんですよ。タカヒロくんは何でも相談し合える人だって..もしかしたら、タカヒロくん何か知ってるかも思って」

NT「..それだ！よし！今からタカヒロくんのところ行こう」

EL「でも、今日の仕事..」




NT「..リーダーとして、俺がしっかりと話しておくから。今一番大切なのは？Aでしょ？」

隆「..NAOTOさん」

NT「誰かタカヒロくんに連絡して！俺は上の人に話つけてくるから」


「「..はいっ！」」




A、お前も大切なメンバーなんだから

そんなのリーダーのすることじゃない、とか言うんじゃねぇぞ



もうこれ以上、苦しまないで

大丈夫


俺らがいるから



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