また共に ページ14
キ「・・・フ・ジ?」
キヨはもう一度名前を呼ぶ
フ「ヒエッ」
笑みを浮かべたキヨはフジの肩を掴んだまま笑う
フジの元気は目に見えてなくなっていった
キ「何勝手なこと言ってるのかな?」
目が笑っていなかった
フ「えっと・・・」
ヒ「フジがキヨが言ったことバラそうとしてたんだよ〜」
ヒラはキヨに躊躇いもなく言った
フ「ちょっラーヒー!」
キ「・・・フジちょっとこっち来ようか」
フ「・・・はい」
キヨとフジは奥の部屋に消えていった
こ「ヒラ」
ヒ「・・・ごっめ〜んww」
ーーーーーーーーーーーーーー
キ「ごめん」
キヨとフジが戻ってきたのは数十分後のことだった
フジの顔は疲れているように見えた
『ううん。大丈夫だよ』
戸惑いながら返事をした
キ「あー・・・」
キヨが頭を掻く
こ「俺編集してくるわ」
ヒ「僕も編集してくるよ。フジも行こ」
フ「うん」
三人はそう言って部屋を出ていこうとした
『えっ皆どうしたの?』
こ「今やらないといけないから」
ヒ「二人はゲームしててよ。すぐ終わるから」
『え・・・う、うん』
本当に部屋を出ていってしまった
部屋には私とキヨだけ
この前のことを思い出してしまって身を固くする
キ「緊張しなくていいぞ」
『え?』
キ「この前はごめん」
キヨの瞳が私を捉える
キ「イライラしてた」
『私は気にしてないよ』
そう言って笑う
キヨの表情は少し柔らかくなった
キ「いや、ごめん。変なこと言って」
『変じゃないよ。キヨは心配してくれたんでしょ』
私の言葉にキヨは驚いた顔をした
それもすぐに笑顔に変わる
キ「ハハッ・・・ああ。そうだな」
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作者名:静輝 | 作成日時:2021年7月1日 16時