こいつらもかーuszwー ページ12
それから俺らは三人で話し合った
モヤモヤする気持ちは隠していつも通り振る舞う
レ｢じゃ、ちゃんとAちゃんと話すんだよ｣
キ｢分かった｣
キヨは素直に頷いた
キ「うっしー？」
気づくと二人が俺のことを見つめていた
牛「え？」
レ「うっしーどうしたの？何か上の空みたいだったけど」
牛「あ、ああ。なんでもない」
レ「じゃあ帰る？」
牛「そうだな」
そう言って俺とレトルトは立ち上がる
レ「これで次の動画は大丈夫だね」
牛「そうだなー」
玄関まで歩いていく
気配を感じて振り返ると珍しくキヨがついてきていた
牛「ん？どうかしたか？」
キ「・・・・・」
レ「用がないなら帰るよ」
キヨは珍しく言葉をつまらせる
キ「・・・ありがとう」ﾎﾞｿ
牛「！？」
レ「・・・聞こえなかったなぁ」
キ「もう言わねーよ」
キヨは恥ずかしそうに顔を背けた
やっぱりこれだからこいつは憎めないんだよ
牛「おう！じゃあな」
俺は笑顔を浮かべてレトルトと帰路についた
ーーーーーーーーーーーーーー
レ「うっしーさ、さっきの本当？」
牛「なにが？」
レ「Aちゃんの事」
牛「・・・わかった？」
レ「分かるよ。付き合い長いしね」
レトルトの方を向く
いつもどうりの笑顔を浮かべていた
牛「なんか言いづらかったしさー」
レ「キヨくんだって気づいてると思うよ」
牛「マジか〜」
苦笑いを浮かべる
レ「フフッ・・・まあ頑張ろうね」
レトルトはいつもどうり明るく笑っていた
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作者名：静輝 | 作成日時：2021年7月1日 16時
